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Muhle R41head レビュー

Muhle R41head レビュー

 アグレッシブ・オープンコームと言えばまず最初にこのモデルが思い浮かびます。  見かけはミューレらしくエレガントですがそのフィーリングはモンスター。そんな評判のR41を今回は試してみたいと思います。

MuhleR41 headMuhleR41 head

ヘッドのみ購入

 ミューレはR89とR41についてヘッド部のみ販売しています。例えば3ピースモデルのハンドルを使用すれば、R89のユーザーはこのR41のヘッドだけを購入すればR89のハンドルに取り付けて使用することが出来ます。  うにぞうのR89は2ピースモデルのtwistなのですが、姉妹モデルだと言われているEdwinjaggerDE89を所有しています。R89とDE89は発売当初同じ工場で生産されていると噂されていました。確かにヘッドの形状は酷似してますし剃れ味もそっくりなので、まあそういうこともありそうだなと思ってます。  そういう訳で今回はDE89のハンドルに取り付けて使ってみたいと思います。

MuhleR41 head#2MuhleR41 head#2

 さてR41のヘッド部を観察してみます。

 まず最初に、R41には2011年版と2013年版があります。  現在、新品で入手できるのは2013年版ということになりますが、2011年版と比較して若干攻撃性を落としているそうです。まあそれでも結構な攻撃性です。未だに最もアグレッシブなヘッドとして有名です。

 R41はオープンコームなのでセーフティバーがくし型です。側面から眺めるとクローズドコームと違い、セーフティバーが肌に対してワンクッション置いて直接触れるのを加減しているのに対し、R41は直接触れる構造になっているようです。ぱっと見ではブレードギャップが広かったりするわけでもないので大人しい感じにも見えます。

 オープンコームという種類のヘッドがある理由ですが、クローズコームはセーフティバーと替刃の先端部分の間隔以上にヒゲが伸びた場合、効率が落ちてしまって本来の性能が発揮できないという性質があります。  写真のようにオープンコームは替刃が露出した状態になっているので伸ばしたヒゲをカットするのに向いています。本来長いヒゲ向けに考えられたものでしたが、攻撃性や効率は刃が露出している分高くなります。そういった理由でヒゲの太いユーザーやヒゲの生える方向がランダムな人にも向いているという理由から日常使いしている人も多いんじゃないかと思います。  また、一般的にはオープンコームはアグレッシブという印象がありますが、それはモデルによって違います。ミディアムなモデルも沢山あります。コーム部分が長かったり、ヘッドの設計で肌に対して過度に刃が当たらないようにするのは可能なようです。

 さて話をR41に戻します。

 ヘッドキャップをみれば替刃の固定方法はR89と同様の形状になっています。多少替刃がずれるクリアランスがあるので装着時は目視で確認する必要があります。

MuhleR41 head#3MuhleR41 head#3MuhleR41 head#4MuhleR41 head#4MuhleR41 head#5MuhleR41 head#5

レビュー

 

攻撃性:★★★★★★

効率: ★★★★★★

安全性:★★☆☆☆☆

 ここ10日ほど毎日R41で剃ってみました。使用した替刃は下記のとおりです。

ASTRA superior stainless

ASTRA superior platinum

Treet DURA SHARP

DERBY EXTRA green

 シェービング感覚ですが、本当に撫でただけで剃れます。剃れているか、いないか気にせずセオリー通り本当に自重だけ掛ける感覚で2パスして、最後に自分が良く剃れ残す部分を同じく軽く撫でるようにしてやると完璧なBBSが出来上がりました。

 自分は剃れる感覚に集中するために目を瞑ってシェービングします。  これをやると適切な角度とか、ヘッドを動かす速度が掴みやすいので初見のモデルでは多用します。

 R41は剃る角度に対しては寛容だと思います。角度で切れ味の調整も若干出来るようですし、ヒゲを剃っている感覚も掴みやすいです。横滑りなどをやってしまうと替刃が露出しているので盛大に切れると思いますが、落ち着いて自重で剃るを実行して3パスシェービングを行っている限り、そんなに剃るのが難しいという印象は無かったです。

 そしてR41で剃る場合は、太いヒゲであっても、どんな替刃を使用してもBBSできます。

 マイルド刃、炭素鋼替刃を試しましたが完璧にBBSできました。

 しかし肌への刺激には違いが出ました。よく切れると言われている刃ほど刺激が少なくなりました。

 本来、替刃の先端の鋭さというのはさほど違いはなく、コーティングで変わると言われています。

 鋭さだけで言うとマイルド刃もアグレッシブ刃も違わないと言うことです。

 それを考えるとR41がコーティングの違いを実感できるというモデルということなんでしょう。

 攻撃性、効率は最高でした。

 そして思っていたほど安全性が低くなかった。もちろん他のモデルに比べれば出血リスクは高いですが、他に両刃カミソリを持っていて、ある程度自重で剃ることを覚えた方ならば過度に怖がる必要は無いと思いました。

 でもこのモデルはヒゲの細い人には無用の長物です。ミディアム系で肌に優しいモデルを使うほうが緊張感が無いですし使いやすいと思います。

 現在、『ワンダフル7』と称して7日間で使用するうにぞう定番モデルを模索してます。

 R41は問題なくワンダフル7に入れたいと思います。本当は毎日これを使ってもいいぐらいですが、他にも使いたくなる魅力的な物があるので7本に絞っていこうと思ってます。

 純粋に「剃れる」ということだけを追求するならこれ以上は必要無いのではないか?プレミアム価格帯を持つことの意味を考えさせられるモデルでもあったなと思います。

 多くの方の両刃カミソリを手にするきっかけはカートリッジ式カミソリのコスパが悪いことや、剃れ味に対しての不満とかが理由じゃないかと思います。

 R41は実用面での究極の回答じゃないかと思います。替刃を選ばないコスト面、剃れ味で有無を言わせないところなどこれを手にしたら二度とカートリッジを使いたいとは思わない説得力がありました。

 替刃による個性の違いを楽しめつつ、ストレートカミソリに最も近い攻撃性を持つ最も両刃カミソリの素性を体験できる名機だと感じます。

 

 

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