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シェービングブラシの素材

ブラシのノット(毛の部分)にはアナグマ毛、豚毛、馬毛、人口繊維のブラシがあります。 みなさんはどれがお好みですか?

シェービングブラシ沼にハマりつつあるうにぞうのひとりごと

 両刃カミソリでシェービングを始めてしばらくすると自分のお気に入りの両刃カミソリホルダーってのは自ずと絞られてきます。物によっては高価な製品もあるので気にはなるけど新調するほどでも無かったり。

 自分の場合は一時期Gilletteビンテージにハマってファットボーイとロケット(スーパースピード)に絞られましたが最終的にロケットに落ち着き、おそらく現在所持してるホルダーが故障しても同じのを買うんじゃないかと思います。何しろ発売本数がハンパじゃないので現在でも状態の良いものが入手可能なので安心です。


 さて、そうなってくると趣味としてシェービングをやっている以上、物欲エネルギーを他で満たさないといけません。でないと喉の乾きが満たされないような、そんな感覚に陥ります。


 当初は替刃を買えるだけ買って片っ端からテストしてました。今でも同じようなことはするのですがなんか物足りない。数百円の替刃では物欲を満たすまでには至らなかったようです。


 次にソープに手を出しました。  これはなかなか物欲を満たすのに価格も手頃ではあったのですが、最大の弱点がありました。

 寿命が長いのです。

 1個買うとクリームでも3ヶ月位使えます。ソープを買った日には2つ以上所持すると「これ、いつ買ったっけ?」て思うくらい長持ちします。なので通常の使い方をすると3個以上買うのは病気です。棚の肥やしになるのがオチです。ブログを始めた現在ならネタとして記事にして消化しますが、普通に使用するなら場所を取って仕方ないと思います。これらはアフターシェーブやプレシェーブなどの化粧品関係にも言えるでしょう。


 最終的に今はブラシの収集が趣味になりつつあります。

 これならば色々集めても毎日ローテーションして使える。まあ、苦しい言い訳ではありますね。ブラシも恐らく3本もあれば事足ります。しかも高級品などは余裕でホルダー以上の価格になります。最初から理屈が破綻してます。


 でも最近はハンドルのデザインに魅了され収集癖が止まりません。

 初期だと木製かアイボリー一色の平凡なハンドルしか見なかったのですが、いつの間にかカッコイイハンドルを備えた写真を見ただけでヨダレが出そうな製品が沢山見られるようになりました。

 それにつれて価格も上昇、チタン製のハンドルなんかは数万円します。泡を塗れれば用途が足りるブラシになんでそこまでお金をかけるのか?もっと有効なお金の使い方をしろよと解ってはいるんですがマウスのクリックがとまらないのです。


 ブラシには二つの着眼点があると思います。

 ひとつはデザイン、もう一つは実用性。

 今回は実用性について書いてみたいと思います。




自然毛、人口繊維 

 

 元々うにぞうは豚毛派でした。

 

brush photo
OMEGA 81064

 オメガの81064という25mmノットのブラシが一番のお気に入りでした。ロードするソープは多めなのですが適度にコシがあるので泡立てが簡単で使い込むほど肌触りが良くなり常用していたのですが旅行先で忘れてきてしまい紛失してしまいました。

 直後にアナグマ毛のブラシを買ったのですが確かに評判通り柔らかい肌触りなのですがコシが弱く、ちょっと考えていたのとは違う。充分実用には耐えるのですがフェイスラザリングでゴリゴリ泡を立てる剃り方をしている自分には不適格だったようです。

 その後セモグのファン型のブラシを買いましたがやはり最初の81064を超えることはなかったです。

 

 その前に旅行でまた紛失するかもしれないという懸念からRazorockの人口繊維ブラシを買いました。価格は3千円しなっかった記憶があります。

 

RazoRock Plissoft Synthetic Shaving Brush-RazoRock-ItalianBarberRazoRock Plissoft Synthetic Shaving Brush-RazoRock-ItalianBarberRazoRock Plissoft Synthetic Shaving Brush-RazoRock-ItalianBarber RazoRock Plissoft Synthetic Shaving Brush

 これを初めて使用した時は衝撃が走りました。

 正直、人口繊維なんて・・・と心の何処かで思ってましたが一度使用するとその使い勝手の良さに虜になりました。こちらは未だに現役です。


 この時点で自分の中では「ブラシはこれでいい」と完結していたのですが、ブログを始めたのでそろそろ他のブラシにも手を出してみようと最近新しくブラシを購入しました。


brush photo2
dscosmetic sythetic brush 26mm

  Aliexpressで入手したdscosmeticの人口繊維ブラシです。中国製と言っても価格はRazorockと同等の製品ですので物はしっかりしてました。というか、ある意味Razorockよりも優れている点がありました。

 人口繊維ってみんな同じかと思っていましたが、こっちのほうが肌触りが柔らかく、かつコシもあります。写真では白っぽく見えますが実際にはOMEGA 81064と殆ど同じ色をしており、見かけ上は豚毛に見え、再現度が高いです。

 なおかつ肌触りが良く、乾燥のための中一日のインターバル不要なので使い勝手が上々です。

 おまけにここのメーカー、ノットの部分だけ販売しているのでハンドルはどこかから買ってきてDIYできちゃうんですよね。ノットのみだと価格は送料込みで1500円くらいで買えます。困ったことにアナグマ毛そっくりの色で染色したバージョンもあります。

 もう、自然毛いらないんじゃない?

 上の写真の製品の肌触りは、ほぼアナグマのシルバーチップと同等です。アナグマのノットは5千円以上普通にします。人口繊維の進化はもうオリジナルを超えているかも知れない。今回そう思いました。


 正直なところ、コレクション的にはアナグマ毛や豚毛も持っていたい気もします。

 でも一方で動物由来の素材は若干後ろめたい気もしなくもない。

 そのあたりを気にしつつシェービングするなら、人口繊維に統一して気持ちよくヒゲを剃るのもいいんじゃないか?そんな気もしてます。

 そんなこと言い出すと、ソープの原料にだって動物由来の素材があるのでそっちはどうなんだ?ってのはありますので、偽善でしか無いのでしょうけど。

 

 とりあえずそのあたりの議論は置いとくとして、実用面で考えたとして、充分元の素材を超えてると思いました。


 以前は人口繊維のブラシの色は色気のない人口然としたブラシでしたが、現在はここも解消されています。なのでデザイン的にも問題ないです。比べると感触の差はありますが、だからといって悪い方向でもないので別の種類のものとして認識すればいいだけです。


 と、こんな経緯があり、今ではすっかり人口繊維肯定派になりつつあります。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか?これは趣味の世界なので正解は無いと思いますのでブラシについてのご意見をいただけると幸いです。

 

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日記2024-09-14

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