最近替刃の見直しをしています。過去に使用していた替刃についても見直しをしているのですが違和感が。
替刃の切れ味の違和感
長らく自分はGillette 7 O'clock Yellowを定番として使用していました。
その後、DOROCOに変えたり、今のように替刃レビューをしてみたり、VOSKHOODが気に入って数年Gilletteを使用しなくなっていました。
替刃のストックを漁っていると久しぶりにその黄色いパッケージを見かけたので剃ってみました。
自分の記憶の中ではGilletteはとても良く切れる刃で、長寿命が特徴の特別な替刃でした。ですのでまとめ買いしていたのですが今回剃ってみると思ったよりも切れ味が悪い。
色々レビューをしていくうちに感覚が変わったのかと思っていたのですが、海外フォーラムの記事を読んでいてあることに思い至りました。
年齢によるヒゲの特性の変化
現在自分のヒゲは白くなっています。最近その傾向が増し一見ヒゲが伸びていないようにも見えるのですがよく観察すると顔びっしりに白い毛が生えています。最初は顔の半分くらいだったのですが比率がどんどん増えています。
白いヒゲは黒いヒゲに比べて固くなります。体感的には5割増以上硬い気がしています。
そして白い毛の比率がどんどん増えている。
Gilletteが切れなくなったのではなくて、自分のヒゲの硬さが更に硬い方向へとシフトしたようです。
同じ在庫から出したGilletteで比較したのでロットの違いと言うのは考えられません。念のためにこれまた買いだめしてある同じ時期に購入したプロラソのシェービングクリームでテストしました。
最初はアイテムを疑ったのですがこれはどうやらヒゲの変化のようです。
替刃の定期チェックは必要
白いヒゲに限らず、年齢を重ねるごとにヒゲは変化しています。
若い頃と中年、さらに高齢になるとヒゲは硬くなります。
同じ替刃を使用して、切れ味に違和感がある場合、よくロットを疑うと思いますが、もうひとつ自分のヒゲの変化も考慮するべきだと感じました。これは思った以上に変化しているようです。
自分の中ではGillette Yellowは「すごく切れ味の良い替刃」と認識していましたが、今回はそうとも感じませんでした。ごく普通の替刃の切れ味に感じました。
じゃあどうするか?ホルダーの攻撃性を上げる、スラントホルダーを使用する、フェザーなどの替刃にシフトするなどいくつか方法はあると思います。
両刃カミソリも年齢変化を考慮する必要がありそう
もしかして1本のホルダーをずっと使い続けていると、限界が来るかも知れないと感じました。それほど特性は変わります。そう考えると、「剃れ味調整式カミソリ」が真の一生モノの両刃カミソリなのかも知れないと思うようにもなっています。
自分はちょっと気に入らない部分がありParkerValiantを手放しました。気に入らなかった部分とはヘッドの厚みが太すぎて部分的に剃りにくい場所があったからです。特に鼻の下あたりが使いにくかった。
なので今度調整カミソリを買う場合はヘッドを交換して反り味を調整できるタイプにしようと考えています。
ロックウェル6Sのようなヘッド交換式や、Razorockのようにオプションによって剃れ味を変更できるモノを候補に入れています。
又は最初からアグレッシブ系のホルダーを探すというのもあり得ます。最近中国製のJiFLIが妙に使いやすいと感じたのは自分の硬いヒゲに合っていたからかもしれません。
そんな体験があったので皆さんにもお知らせしたいと思いました。
ヒゲの硬さは3年くらい置きに再確認したほうが良いようです。自分の場合は違和感が起きるくらい変化していました。自分の場合はマニアですので両刃カミソリは買い足しを気にしませんが、ずっと1本だけでやっていくとすれば、調整カミソリを検討したほうが良いのかも知れません。
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