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RazoRock SS Lupo 127(72ベースプレートは購入予定)

RazoRock SS Lupo 127


 アルミ製なのに良く剃れると評判だったRazorock Lupo、買おうかどうしようかと迷ってるうちにいつの間にかステンレス製が加わり、ベースプレートの種類も追加されていよいよ迷ってました。正直ROCCAや3one6があれば個人的には満足していたのでどうしようと思ってました。

 このセーフティバーの美しい造形に負け、他のメーカーのモデルと違い、ベースプレートを選択することによって攻撃性を選択することが出来るので購入を決めました。


 Razorock Scaleを参照すると結構なアグレッシブっぽいのも興味を引きました。Mhule R41を超えてる気もしますので好奇心が湧き127ヘッドで買ってみました。


 

RazoRock SS Lupo 127 #2


外観

RazoRock SS Lupo 127 トップキャップ26g ステンレス製  UFOハンドル 13 mm x 85 mm 、65.2g

 ※替刃の両端はヘッドからはみ出さない形状です


 公式サイトにもうっすらと書いてありますが、Rupoの初代モデルは wolfman razors からインスピレーションを受けてRazorockなりに再現したとあります。本家は5万円以上するオーダー品で、入手するのに予約待ちなどで時間がかかるし高価です。Razorockはこういったモデルを独自解釈してリビルドすることを時々やっています。

 本家wolfmanは高価なのもあってあまり手を出そうとは思っていなかったのですが、こっちのLupoには興味がありました。Razorockは単にコピーするだけじゃなく、どこかしら工夫してますから。


 精度とかメッキとかに対する不満が一切ない安心感がこのグレードの両刃カミソリにはあります。

 Lupoは特に道具としての美しさを感じます。3one6のエレガントさとは違った造形美を感じます。本体は光沢を増すような磨き上げはされていませんが、ステンレスもともとの質感が渋さを醸し出しています。

 Razorockの公式ではマリングレードのステンレスをCNC掘削機で削り出していると説明があります。トップキャップのネジの根元やガイドピンの根元などが非常に美麗に削り出されています。全体的にピカピカになるまで磨かれていなのはRazorockのポリシーであり、コスト削減というのもあるのでしょう。他のステンレス製両刃カミソリ購入しやすい価格になっています。


レビュー

 実は最近購入した両刃カミソリの中で、Rupoは最も試したかったモデルです。なんといってもブレードギャップが1.27mm、がっぷり開いたこのギャップはどのようなフィーリングなのかワクワクしてます。自分が思い浮かぶアグレッシブモデルはミューレR41とかパーカー55SLなのですが、それと比べてどうなのか?


 今回一緒に購入したRazorockのソープ ”THE DEAD SEA”と一緒にシェービングしてみます。

Razorock DEAD SEA

 さてワンストローク目、二日ほど伸ばしたヒゲを洗面所にて剃ります。替刃はフェザー・ハイステンレス。これまでの経験によると、アグレッシブヘッドの場合、切れる替刃のほうが具合がよかったので、世界に誇る我が国のハイステンレスでLupoをテイスティングしてみます。

 ワンストローク目で長いヒゲとか関係なしにごっそり剃れちゃいました。すげー、深剃りなんてもんじゃないっすね、これ。R41は若干優しいなと感じるところもあったのですが、こっちはほぼ替え刃をダイレクトに当てている感触です。せっかくなので3パスしてみますが、この時点でマイルドで3パスしたくらいとあんまり変わらない状態になりました。効率性もトップかなと思います。

 2パス目、正直あんまり剃り残しも無いのでほぼ仕上げの段階です。剃り残しがよく出る部分をストローク、もうほぼやることがないです。3パス目はストロークが漏れていた部分をちょっとだけ撫でて終了。


 アフターシェーブはヒリヒリするの覚悟してたのですが、替刃も良かったのか、めっちゃ爽快でした。


 今回使用したRazorock THE DEAD SEAソープは死海の塩をベースとしたソープです。ミネラル豊富な天然塩とラノリンやアロエベラエキスが配合され、そんな贅沢なソープにもかかわらず3,100円とアーティザンソープとしては相場の価格、そして海の香りがする素敵なソープで夏にピッタリ大正解の買い物でした。


 他の替刃でシェービング

 後日、Treet DURA SHARPに交換して風呂で剃りました。

 お気に入りの替刃ですが、フェザーほどの切れ味は無いこの替刃、やはりフェザーほどの爽快感はありませんでした。具体的には切り負けてひっかかる場合がありました。替刃自体も下ろしたてではなかったのが悪かったのか、どちらにせよ切れ味が悪い替刃との相性はあまり良くない様子です。そのせいでシェービング後、ヒリヒリ感がでたので失敗したと感じました。


 


 しばらく使ってみての感想

 頭一つ抜けた効率性を一番に感じました。普通の両刃カミソリを比較した場合、効率性の違いというのは攻撃性なりと言うか、まあ想像できる範囲でした。

 しかしRupoは特別効率性が高い気がしました。刃が皮膚に当たる感触から想像すると切れ味の悪い替刃で無理やりひげを引きずって剃るとヒリヒリしそうですが、切れる替刃の場合は文字通りワンパスで決着が着くので、剃り慣れた方が扱う限りは肌への負担も最小限と思います。

 ワンストロークしただけで、すっかりヒゲが無くなっている気持ちよさ、癖になります。


 半面、R41で感じていた「思ったより安全かも?」という余裕は無く、しくじったときはよりダイレクトに反撃を食らうソリッドさは感じました。弱アグレッシブタイプを経験してから扱ったほうが良いでしょう。

 今回、R41を大きく超えた攻撃性と効率性を感じたので、最強アグレッシブの一角なのは間違いないかと思いました。



追加の感想

 買う前に「R41を超えてくるか?」という期待を持ちつつ購入しました。

 剃った感想ではR41を超え、攻撃性と効率性がもう一段上だと感じました。


LupoとGameChangerの違い

 GameChangerもアグレッシブタイプがあります。ブレードギャップはやや狭いですが1.05、自分の感想ではGameChangerは基本に忠実なモデルです。やや素直すぎるとも感じましたが間違いのないモデルです。

 1.05とLupo127の違いはこのあたりにある気がします。GameChangerの方が攻撃性を高めても、まだ安全マージンを確保していると感じます。その分、効率性と攻撃性に極振りしているような印象をLupoには感じました。


 それとLupoは替刃を選びます。GameChangerは比較的どの替刃を使用しても良好でしたがLupoははっきりと切れ味の鈍い替刃ではダルさが出ました。


 この時点では攻撃性の違いから3one6、 ROCCA、 GameChanger等とは厳密に比較できませんが、それに近いフィーリングを感じています。近い内に72プレート購入して感想を追記していきたいと思います。

 


コメント


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