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VOSKHOD TEFLON COATED

ある意味最強の一角


















炭素鋼をテフロンでコーティングした ブレードを持つ。パッケージはなんとなく時代を感じさせるデザイン。 ロシア産のブレードはこういったテイストを持つブレードが多いが 中身まで古臭いわけではない。一様に高品質な製品が多い。

今回のテストに使用したアイテム 両刃ホルダー メルクール33Cヘッド+Maggard Razors MR11ハンドル ソープ Taylor of Old Bond Street シェービングクリーム サンダルウッド ブラシ Razorock 合成繊維ブラシ



 

1日目 肌に受ける感覚は品質の良いマイルド系替刃に近いが切れ味はそれよりも上。 人によってはマイルドという人とシャープ系と言う人がいるかもしれない。 そんな境目の剃り味。刃当たりは滑らかで不快感とは無縁だった。 私の太い髭では多少効率の悪さを感じるが、ローションを塗った後に感じる 肌への刺激は非常に少ないので悪い印象は無い。

2日目 ほとんど初日に近い感覚だった。 例えばダイソーで入手できるドルコの替刃などは、切断し切れない髭は 強度に負けて刃が暴れる感覚があるのだが、こちらは整然とストロークした回数分 髭が剃れていく感覚だ。髭に対しての反応はコーティングで変わると思われるが、 テフロンコーティングは髭にたいして無駄に粘着しないのかもしれない。 非常に滑りが良い。 今回はあまり追い込まずスピード重視のシェービングだったが、夜になっても 髭は目立たず、深剃りには問題なかった。また、肌への負担も非常に軽く 使いやすい替刃だと言う印象だ。

3日目 前日と比較して劣化は緩やかな印象。 ASTRA Superior Plutinumと非常によく似た感覚で、割りと切れるマイルド系の 剃り味だった。但しこちらのほうが刃当たりが軟らかいのか、剃り跡の不快感は少ない。 あまりに刃当たりが軟らかい為、剃れていないのかと思えば普通に剃れている。 鋭過ぎない替刃を求めているならこの剃り味は最適値と感じた。

総評 クラッシックシェービング入門時は、ひたすらBBS(パーフェクトシェーブ)を 追求したくなるが、慣れてくると8割くらい剃れていれば実生活に問題ないし スキンケアの面で見ても肌のためにはそのくらいでシェービングを切り上げた ほうが良いと思う方も居るのではないか。同じく、スキンケアを重視するなら いつまでも同じ替刃を使用すると雑菌等の繁殖が懸念されるので自分の場合は 普段は3回使用すれば替刃を交換している。寿命も3回とも快適に使えたので 問題は無いと考える。 そのような視点で替刃を選ぶ場合、VOSKHODは最適解と思われる。RAPIA Plutinum LUXも 同様な印象を持ったので、ホルダーによって使い分けるといいだろう

結論として、多少の追い込みをして剃っても不快感なく、3日間は安心感が 高い剃り味が体感でき、入手性も良いVOSKHODにはかなり満足している。 ASTRAを替刃に選択する際はぜひこちらとも比較してほしい。

 
 
 

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