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BIC CHROME PLATINUM レビュー

更新日:2023年10月16日

 両刃カミソリ替刃、BIC  CHROME PLATINUMのレビューです。RecfinedShave.comの切れ味測定器によると、この替刃はフェザー・ハイステンレス、 Gillette Nacetに次ぐ切れ味となっています。


BIG CHROME PLATINUM

 Maggerd Razorsでこの替刃のレビューを見ると、肯定的な意見と否定的な意見が混ざって見受けられます。それを考慮しても切れ味測定による「3番めの切れ味」はとても興味あります。なぜならよく切れるが寿命が短いフェザーと、これからの入手性に不安が残るGillette Nacetの次に来る切れ味だからです。

 レビューから想像すると個体差があるのかも知れません。


 最近、例え海外のマニアであるはずのMaggerd Razorsのユーザーですらプレ・アフターシェーブをきちんとしていないのではないかと疑問を持っています。特にプレシェーブは理解度が低いらしく、それをすっ飛ばして「この刃は引っかかる。肌に合わない」と言われてもプレシェーブを行っているユーザーにしてみれば参考になりません。きちんとした下準備をするかしないかで雲泥の差があります。


 この替刃はRazorBladeClubで198円(5枚入り)で入手できることを考えると悪くない価格です。生産国はギリシャなのでロシア情勢は影響が無いと思われます。


 このような期待を含んでレビューしてみたいと思います。


【使用アイテム】

holder: Merkur 33C(head) + Maggerd Razors(handle) ※切れ味はMerkur 34C相当

blade: BIC CHROME PLATINUM

soap: PRORASO shaving cream green

brush: Razorock Synthetic 24mm

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

after-shave: ニベアメン センシティブローション


 抗炎症対策バッチリの構成です。最近は自分のヒゲに白いものがあり、マイルドホルダーでは剃り残しが目立つので、最初からミディアムホルダーで行ってみます。


 プレシェーブでヒゲを柔らかくして肌を保護し、プロラソのシェービングクリームとニベアの化粧水で抗炎症対策をします。最近発見したこの組合せは最も抗炎症機能を感じます。プロラソの香りが好きではないので同じくDr.Harriceなどの同じく抗炎症機能がしっかりしたソープを使用したかったのですが現在手元に無いので代用します。


 ニベアの化粧水は入手性などを考慮して選択しました。グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸次カリウム)、アロエベラ液汁などを含む化粧水であれば同じ効果があると思いますので抗炎症対策にはそれらを含む化粧水を選ぶと良いと思います。



【使用感】


1回目
 

 まずは初回、印象としてはVOSKHOODと同等か少しこっちが切れるように感じられます。2回目の使用からはこちらの替刃のほうが格段に切れるようになる(計測器の数値による)のでまずは想像通りです。

 プレシェーブをしてますので引っかかりとか肌への刺激は無いです。フェザー程は切れないと思うのですが特別大きな差は感じられません。ギリシャの替刃ということで品質に不安があったのですが、目隠しで使用すると「ロシア刃?」と認識してしまうくらいの感触です。

 マイルドホルダーを使用すると自分の硬いヒゲでも、いとも簡単にBBSできました。あっさりすぎて味わう暇が無いくらいです。それに肌への負担が凄く少ないです。これ、いい替刃なんじゃないだろうか?そんな感想を持ちます。これを常用しろと言われても、特に不満な点は感じないです。価格も安いので大歓迎です。

 

 うーん、なんなんだろう?

 これはMaggerd Razorsのレビューからの抜粋なのですが、


”ウェットシェービング歴7年で、ほとんどの刃を試し、12本以上のカミソリを持っている。

このカミソリは今まで試した中で最悪だ。

切れずに引っ張られる。数回剃れば何とかなる。洞窟探検家の石ころの方がマシだと思う。

誰かタダのBICが欲しい人いる?”


 なんて感想を見ました。まあ、何が「最悪」なのか不明だし、引っ張られるのは準備不足のような気もするので参考にならなさそうなのは確かなんですが、あまりの感触の違いに個体差なんだろうかと思ってしまいます。

 まあシェービング歴7年って自分と同程度だから、それくらいだったらまだまだ新発見し放題の時期なんで、話半分に聞いておくとします。


 今回は複数枚の替刃でテストしてないので個体差は確認できませんが、今回の替刃に異常は無いと思います。近いうちに複数枚買おうと思うので、個体差については後日追記したいと思います。




2回目

 

 昨日と同じセットでシェービングしました。

 受けた印象は、Gillette 7 O'Clck(Yellow)に非常によく似ているなという印象です。VOSKHOODやGillette Silver Blueにも近いと思います。ASTRAよりは切れます。

 自分的には最近加齢効果なのかもっと切れ味が欲しいので、これは既に両刃カミソリ本体をアグレッシブ方向へシフトしたほうが良いのではないかと思っており、今回はそれを確信できた感じです。

 話を戻します。

 この替刃もテフロンコーティングされているので滑らかさに不足はありません。またフェザーほど切れ味の劣化は少ないものの、切れ味自体はやはりフェザーの方が切れます。ただ、フェザーは異常に切れ味の劣化が激しいので、二日目以降であれば、BICもフェザーもそんなに変わらない印象を受けます。数回剃った後の平均的な切れ味はBICのほうが切れる印象です。多少替刃の厚みもあるのかも知れません、ヒゲに当たった時に負けない印象も受けました。


 プレシェーブを行った上で抗炎症効果のあるアフターシェーブ化粧水と組み合わせるとヒリヒリ感はゼロと言っても良い感触です。これはWILKINSON SWORDやGillette Silver Blueと同等のように感じます。

 この替刃は価格の面で上記に挙げた各替刃の中で最も安価です。加えてある程度耐久性も感じます。ロシア刃の入手困難に対応した代替替刃として最近までWILKINSON SWORDかGillette Silver Blueあたりを考えていましたが、今回BICが最有力となりました。やはり価格は安いに越したことはありません。中程度の耐久性であったとしても価格を考えると合格です。

 フェザーの下ろしたての切れ味には劣りますが2回目以降は同等です。これ以上の切れ味を望むなら両刃カミソリ本体をアグレッシブ系にシフトすることにします。

 とは言え、今回は完璧なBBSまで追い込んだ感想ですので普段使いならこの程度でも他者から文句を言われるレベルではないので肌への負担を考えるとこれでもいいとも言えます。


 Maggerd Razorsで時々ある低評価については今のところ不明です。ギリシャ製というのを考えると製品のバラツキがあるとも考えられますし、レビュアーの準備不足の結果とも想像できます。

 自分の主観としては、「色々考えてこのレベルなら充分合格」と思います。試して見る価値はあります。

 自分はストックしておきたいと思いました。



 耐久性確認のために、あと数回使ってみます




3回目

 

 これを言ってしまうとオカシイ人認定されるかも知れないですが、一瞬「フェザー?」と思うくらい剃れました。

 3回目でこの絶好調な切れ味、なんなんでしょう?最小ストロークでBBSできました。

 確かに測定でも2,3回目の切れ味がフェザー並になっているのは見ましたが、自分でもびっくりです。

 なんかプレシェーブも上手く行ってヒゲが柔らかかった気がしますがそれだけでもないような・・・。


 ごめんなさいフェザーさん、こっちのほうが良いような気がします。

 だって安いし平均的に切れるし寿命長いですもん。

 

 滑らかさもあります。ですのでストローク中にヘッドをゆっくり動かしてもゾリゾリ行ってくれます。結果、効率が上がり最小ストロークでBBSが出来ました。ついでにストローク総数が減るので肌の調子もいい。

 調子がいいどころか爽快さすら感じます。アルコール系アフターシェーブで誤魔化しているのではなく、純粋に肌の心地よさが持続してます。


 WILKINSON SWORDが最有力候補だったけど、ここへ来て記録更新、こっちのほうが切れるし3回目でこの切れ味、文句なし。自分の所持しているホルダーはマイルドタイプで若干弱かったので追加しようと考えていたけどこれだったらマイルドタイプのみでもいいかも。(といいつつ買いそうな気がする)


 考え方はふたつ

 ・アグレッシブホルダーは持ってるので、それにTreetPLATINUMのようなマイルド替刃を使用する。

 ・マイルドホルダーにこの替刃のような良く切れる替刃を使用する。

 どっちも非ロシア産替刃なので選択肢が増えました。


 マイルドとアグレッシブホルダーの中間が欲しくて調整式ホルダーか、オープンコームを探していましたが、調整式はヘッドが大きいので迷い、オープンコームに傾きかけていました。昨日もFatipのオープンコームを見つつうんうん言ってたんですよね。

 替刃と両刃カミソリの組合せは本当にたくさんあります。替刃が決まったらホルダーで悩む、これのループをしてます。


 替刃ひとつ変えてみるだけでこんなに妄想が爆発する両刃カミソリはやっぱり楽しい。


 さて、この切れ味はどこまで保つでしょうか。




4回目

 

【使用アイテム】

holder: Merkur 33C(head) + Maggerd Razors(handle) ※切れ味はMerkur 34C相当

blade: BIC CHROME PLATINUM

soap: Taconic Shave Shaving Cream Lime & Lavender

brush: Razorock Synthetic 24mm

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

after-shave: ニベアメン・センシティブローション


 今回はBBS比で言うと8割くらいの剃れ味でした。

 シェービング中の印象は特に引っかかりもなくテフロンコーティング独特の滑らかさは感じることが出来ます。剃れてると思っていた箇所がシェービング後、手で撫でてみるとまだザラつきがあるという感じです。

 厳しく吟味すると肌への刺激は若干感じます。

 これは恐らくソープを変えたからだと思います。プロラソの抗炎症機能はかなり強力なのでそのせいだと思います。多少の違和感程度で、アルコール系のアフターシェーブを塗ったほど刺激のあるものでは無いです。


 ストロークを多めに剃っていたのもあると思いますが、毎回BBSを狙うシェービングならば3回が限度っぽいです。見た感じ綺麗に剃れていたら大丈夫というなら今回も合格です。

 自分はかなりヒゲが硬いので、並のヒゲの硬さならばまだ大丈夫だと思います。きっと4,5回は行けると思います。


 特に引っかかりがあると言うようなことも無いので、ひょっとしたらホルダーをアグレッシブホルダーにすると大丈夫そうな気もしなくもないので、次回は試しにアグレッシブ系でやってみようかと思います。普通はそこまでしなくても充分剃れると思います。自分の毛の硬さでは途中でホルダーをチェンジすることも考慮したほうがいいのかなとも考えます。せっかくなので、切れ味の落ちた替刃にホルダーの攻撃性を変えるとどうなるか、試してみたいと思います。




 

5日目

 

【使用アイテム】

holder: JiFLI DE safety razor

blade: BIC CHROME PLATINUM

soap: PRORASO shaving cream fresh

brush: Semogue 1305

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

after-shave: ニベアメン・センシティブローション

 

 アグレッシブ系両刃カミソリなんで抗炎症対策しました。例によってPRORASOです。

 あとセモグの豚毛ブラシをたまには使います。

 豚毛をレビューして泡が立ちにくいとか、柔らかくないとかアナグマより劣っている評価をよく見ますが、まあそんな人は大抵下ろしたてとか、せいぜい1年程度しか使ってないブラシで評価してます。

 このブラシは6年経過してます。

 これが待てなくてみんな駄目って言うのでしょうけど、このくらい使い込んだブラシは凄いですよ。柔らかさは勿論絶品で、コシがあるので泡立ち等もわんさか泡立ちます。

 特にセモグのファン型のブラシはあんまり毛が抜けなくて、密度も丁度よいのでめっちゃ使いやすい。正直アナグマブラシより色々こっちが使いやすと思っていたりします。


 さて5回目のシェービング

 確かにBBSできましたが、やっぱり使い古しの替刃だったので下ろしたてのTreetPLUTINUMをいきなりこのホルダーで使用したときよりも切れ味は劣るし肌への刺激があります。まあ使えなくはないという範囲です。同じ箇所を複数回ストロークする必要があったのでやっとこさレベルでした。

 ツルツルにはなってますが、使い始めに感じられたBICの良さはもう失われている感じです。強引に延命するためにアグレッシブ系にしたんですが、自分的にはここまでする必要はないかな?という感じでした。


 肌の調子は許容範囲、痛みとかは無いしこのあたりで止めておいたほうが良いでしょう。

 寿命を感じますのでレビューはここまでです。




まとめ

 

 噂通り切れる替刃でした。

 通常使いでも良いと思います。自分はストックしとこうと思いました。

 寿命は急激に落ちるタイプのようです。4,5回で交換が目安といった感じです。

 普通にヒゲの硬さならマイルド刃、ちょっと硬い人はミディアム、アグレッシブ系で行けます。

 Gillette Silver Blue感覚で剃れ、価格も安いので代替にはちょうどいいです。

 剃っている時も変な引っ掛かりはしないので使いやすさもあると思います。Connaought Shavingは扱って無いですが、Maggerd Razors、Italian Barber、Razor Blades Clubには在庫があるので入手性もまずまず、ロシア製じゃないので安定供給されているようです。これらの入手性が悪くなったり、製造工場移転で品質に変化があった場合は、これがあることを覚えておけば良いのではないかと思います。

 自分はVOSKHOODにしてもGilletteにしてもまだ在庫があるので緊急に必要ではないですが、無くなった場合はこれを使おうと思います。


 この替刃はギリシャでしたが、パキスタンのTreetにしてもベトナムのDORCOにしても、適切なホルダーと組み合わせると困ること無く使えるので、ロシアに拘る必要はないと最近感じるようになりました。

 やはり色々試してみるのは有意義だと思います。



 

 




 




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