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DERBY EXTRAレビュー

更新日:2023年9月11日

肌に優しい替刃という噂、体験してみます



DERBY EXTRA

DERBY EXTRAは生産国がトルコです。でもこの替え刃の入手性は悪くなく、大抵どこのショップでも目にすることができます。100枚入りならAmazon.jpでも買えます。パッケージがブルーのやつは10枚入り、グリーンは5枚入りのようです。ケースは廃棄刃を挿入できるようになってる樹脂製、価格はMaggerdで$1、10枚入り£1.8(Counnaught Shaving)かなり安いです。


holder: Gillettesuperspeed

brush: DSC synhetic 26mm

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap, 165g

shaving-soap: Stirling Soap Co. Varen Shaving Soap, 5.8oz

after shave balm: Stirling Soap Co. Varen Aftershave Balm, 4oz



初日

 

 この替刃にはアタリとハズレ刃があるらしいですが、サンプルで1枚だけ購入しましたが、幸運にもそういった違和感は無かったです。

 予想してましたがアストラやジレットPlutinumとは比べるもなく切れ味は緩いです。数回ストロークしないと行けない場合もありました。自分のヒゲは太いので本来ならもう少し切れる替刃を選択するのが普通かもしれません。


 ただこの刃の美点は「肌への負担を軽くする」ということだと思っていたので、自分は好きになりました。

 確かに肌への負担だけを取るとGillettePlutinum(初回剃りのみ)やロシアのテフロンコーティングされた替刃に相当します。切れ味は遥かに落ちるけど。

 でも毛が薄くて敏感肌でしたらこれで充分です。


 マニア間の傾向としては切れ味重視で肌への負担を軽く見る傾向を感じてます。とにかく切れれば良い・・・そういった傾向には自分は違和感を持っています。この刃のような存在もあっていいんじゃないかと思ってました。

 BBS(シェービング後、ベビーフェイスのような状態になっているシェービング)至高主義にも反対してます。他の人から見て剃り残しがなければ問題ないじゃないか?と思ってます。その分、肌へ負担がかかるのでシェービングは最低限で良いと考えています。だたまあ、GillettePlutinumの下ろしたてように、切れる上にスムースっていうのもあるので、それは大歓迎です。残念ながらGillettePlutinumはそれが長続きしないので価格を考えるとレギュラー入は果たせませんでしたが。


 初回で慣れない部分もありましたが、DERBYはそれに近いシェービングをしてくれます。先日レビューしたPersona  Plutinumも同じカテゴリーだと思います。あちらが少し切れ味が上ですが、やはりその分肌への負担がある気がします。自分ではどっちをメインにするか悩むところです。ストロークが多くなる分、Personaが少し有利かな?とも思います。自分の場合はヒゲが太いのでやはり多少切れ味もあったほうがバランスが良い気もします。


 この刃は、ここから丸くなっていくのだから更に剃れ味が悪くなるかも知れません。ですので最終まで様子見です。



2日目

 

 余談ですがAmazon.jpなどのレビューを見ると「この替刃はちっとも剃れない」、「盛大に出血した」と言うようなレビューを見つけるのは難しいことじゃありません。


 アマゾンや楽天と言ったメガストアでは色んな人がレビューを自由に書き込めます。

 その中にはウェットシェービングのいろはすら学ばずにいきなり使っている人やカートリッジ式の剃り方をそのまま持ってきている人など様々です。そういうレビューはそもそも前提が間違っているので参考になりません。

 比較している範囲にしてもそうです。フェザーハイステンレスしか使ったことのない人が他の替え刃と比較して「さっぱり切れない」と評されても、それは当たり前ですし、わざと切れ味を抑えてある替刃だったとして、それで星3つとされても、なんの参考にもなりません。


 このダービーなんかもある程度切れないのは織り込み済みです。肌への負担軽減も狙っている刃ですからね。

 そこでこういう刃を使うときはプレシェーブは入念に行う必要があります。シェービング剤を使用して経験上、剃り残しが多いと自分が感じている箇所は丹念にマッサージしてヒゲを柔らかくしたりします。他にもホットタオルを使用したり、風呂剃りするなど方法がありますが、何にも考えずに成果が得られるものでは無いというのが両刃カミソリの面白いところです。自分なりの工夫を仕込めるのがクラッシックシェービングであり、『全自動』のカミソリグッズでは味わえないやりこみ要素が多々残っています。自動車でいうとマニュアルギアかオートマギアの違いみたいなもんですね。またはゲームの攻略に近いと言いますか。


 さて二日目、上述のようにプレシェーブを入念に行った後、ふと迷いました。

 ソープについてです。

 ソープはどれだけ水分を加えるかで厚みと硬さが変わります。アグレッシブ刃は肌を保護するために水分をできるだけ少なめにすると泡のクッション性が増し、肌への負担を減らします。

 セオリーから言うとマイルド刃は水分を若干増やし潤滑性だけを残すやりかたが一般的ですが迷いました。

 自分は今回「肌への負担」に視点を置いてレビューしているわけですので水分少なめでもいいんじゃないか?と。

 しかしプレシェーブを入念にしてるので帳消しか?などと一瞬考えました。

 どうでもいいじゃん、そんなの・・ってのも一つの意見です。プレシェーブしないでお湯で濡らすだけって人もいますからね。でも考えると楽しいので毎回こんなこと考えながらやってます。


 結局いつも通りに行うことにしました。若干水分多め、ややゆるゆる(?)の泡を作ります。普段はシェービングボウルを使用しないので人口繊維ブラシでフェイスラザリングします。今お気に入りのシェービングボウルが見つかってなくって探し中なのです。メーカー製の既製品は一通り使用しましたが結局気に入らず模索中。陶器屋さんが販売してた陶器で注文中なのがあるのですがまだ届いていません。楽しみにしてます。


 では剃れの感想

 二日目ですので切れ味はまだ落ちてません。スムーズさもあります。昨日よりも更にプレシェーブに時間をかけたのでスルスル切れます。尖った感じが無いのである程度押し付けても大丈夫ですね、これ。

 ビギナーの方にもいいかと、刃に対して怖さを感じさせないところがあります。フェザーなんかだと、いちいち鋭すぎて怖くなったりしますがこれはやっぱりそのあたり丸い。かと言ってナマクラな訳では無いので、失敗すると出血はすると思いますが。

 マイルドの中マイルド、そう表現します。

 ペルソナよりも更にマイルド、剃ってると楽しいです。

 恐らくプレシェーブが中途半端だと刃がバタバタするんじゃないかと思いますが、ちゃんとキマればするする行けます。ヘッドを押し付けて見たり、引きずってみたり、色々試せる刃です。

 スラントとか極アグレッシブホルダーでやってみるのも楽しいかも。選択肢を考えると止まりません。

 ホルダーを複数本持ちたい人はテストシェービング用にいいですね、これ。

 自分の肌のことだけ考えるとペルソナあたりが最適な気がしますが、この刃は継続して買いたいです。お米ばっかり食べてるとパンを食べたくなる、アレみたいなもんです。

 ただ丸すぎて油断しちゃって、何回もストロークしてると肌に負担になるので、そのあたりは注意したいところです。


 あと日本人に圧倒的な人気のミューレR89だと切れないのかな?あっちはスペシャルマイルドヘッドなのでどうなのか?R89twistが手元にあるので後日追記します。替刃注文しないとw


 それでこの刃、ステンレスなんですよね。経験上ステンレスはある程度寿命があります。何回剃れるのかも興味あります。




3日目

 

 今日は先日手に入れたJiFLIの超アグレッシブホルダーで剃ってみました。


先日購入したJiFLI

 これ、よっぽど切れ味が緩い替刃じゃないとシェービング後、顔がヒリヒリするのでベスト替刃を探しています。

 もう、肌に当てた瞬間から替刃の突起が知覚できるくらいに「近い」ヘッドをしています。

 その代わりゾリゾリガリガリ言うので、ベストな刃を見つけられたら結構楽しいんじゃないかと思うのですよね。

 なんでそこまで拘っているかとハンドル部が今まで使ったハンドルのなかで上位に入るほど持ちやすく、バランスも悪くないのでなんとか活用できないかなぁと思っているわけです。

 

 そこで今回DERBYの肌に優しい特性がJiFLIに発揮できないかとやってみました。

 うん、並の替刃を使用している位には剃りやすくなりました。刃が突き出ているので多少気を使いますが剃り上がりも「普通」レベルにまで降りてきました。圧力を掛けずに引きずるような感覚で剃ると上手くいきました。

 加えてマイルドホルダーよりも切り取る効率は上がり、剃るのが楽しかったです。

 とは言え並レベルのヒリヒリさは残りました。とても気にする人ならば多少不快かも知れません。

 反り上がりは深剃りできてました。いつもより剃れています。

 刃は2,3回ひっかかりました。3日目の替刃と言うのもあるのかもしれませんが切れ味的にはギリギリだったかもしれません。この特性のホルダーなのでスッキリは剃れましたけど。


 というわけで、DERBYは割りとどんなホルダーでも使えそうです。非常に重宝すると思います。まとめ買いするかはその人のヒゲの質次第ですが、新しいホルダーをテストするときのテイスティング用としてあってもいいんじゃないかと思いますね。


 今回は割りとホルダーのせいで刃を酷使したかも知れません。次回の剃れ味はどうなってるでしょうか。





4日目

 

 洗面所の場所取りになっていたヒゲソリグッズ関係をコンテナ倉庫に預けていたのですが、ブログの記事にするために少し回収してきました。

 プロラソのシェービンググリームが大量に在庫してあったので、メジャーなソープということでテストすることにしました。今回のセットはこれです。


handle: Muhle R89 Twist blade: DERBY EXTRA

brush: Semogue 1305 Painted Handle Pure Boar Bristle 21mm

pre-shave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

shaving-soap: Proraso Shave Cream Menthol & Eucalyptus

after-shave: ORBIS Mr. All-In-One gel


 国内で人気のミューレR89とプロラソのソープ、それと国内産のオールインワンジェルの組み合わせ。国内ユーザーはこういった感じのセットでひげを剃るのではないかという想定です。ある意味、自分が初心者に解説するとしたら、基本はこういうセットでやると良いですよ的な基本構成ですね。できれば国産ジェルじゃなくって、プロラソのアフターシェーブバームか、ニベアのアフターシェーブなんかがあれば十分かと思います。(現時点で持ってなかったのですいません)


 プロラソの固形(ジャー)タイプのソープはそんなに泡が立ちやすいとは言えないので、自分は専らクリームの方を買ってます。ブラシはアナグマ毛か豚毛か迷いましたが今回はボウルラザリングしてみるので泡立てやすいセモグの豚毛を使用します。21mmと細めのノットなのですが、使い込んでいるので既に先端は広がってて、先端が扇型に広がるファンタイプなので細いノットでも十分機能します。このブラシは3年以上経過してます。ハンドルのロゴが掠れて来ていますが毛の方は元気で異常なしなのでこれを使います。もちろん使用前は水に浸して毛に十分な水分を補給しておくのを忘れずに・・・最近は合成繊維ばかり使用していてすぐ忘れるので気をつけます。


 化粧水であるオルビスのオールインワンジェルは国内で簡単に手に入るものです。プレシェーブとソープに抗炎症剤が入っているし、両刃カミソリの始めた頃はこういう組み合わせが多かった気がします。

 ちなみにシェービングボウルはAmazon.jpで買った陶器の器です。内側の模様が凸凹になってるので泡立てが割りとやりやすいので使ってます。前はシェービングショップのボウルを使ってたのですがデザインが残念過ぎるのにやたらと高価なので買うのをやめました。ボウルに3,500円とか気が狂ってます。写真の器は700円で買いました。器の内側が凸凹してたりザラザラに作ってあるのは泡だてがやりやすいです。そもそも自分はフェイスラザリングでヒゲを剃るのであまり使ってませんが今回はシュミレーション的な意味で使用します。


 ではシェービング

 やっぱりミューレのヘッドはいいなぁ  GilletteSuperspeedはメルクール34Cくらいの攻撃性なのでミューレR89を久しぶりに使うとマイルドさが際立ちます。その分深剃りには不利なのですが肌への当たりがとにかく柔らかいですね。

 そしてDERBYとのコレボレーション。

 とにかく肌に優しい。DREBYってもしかしてミューレヘッドで調整してる?なんて思う位にバッチリでした。

 うにぞうみたいに太ヒゲぼーぼーになる人じゃなかったらこの組み合わせ最強ですね。

 全くヒリヒリしない、さすがマイルド&マイルドです。

 しかもこの刃4日目だった。

 プロラソのソープも香りは嫌いだけどいい仕事してるなぁ。反り上がりの清涼感はなかなかいい。

 

 殆ど完璧に近かったですが自分的にはもう少し切れ味が欲しいかなとも思いました。

 これは自分がこういうヒゲの性質なのでそれに合わせると、と言う意味ですが。

 

 少なくともDERBYの替刃の能力を最大限出せるのはミューレのヘッド(同等製品のEDWIN JAGGER DB89)だということが解りました。

 この刃にはある程度押し付ける圧が必要なようです。そしてマイルドヘッドと相性の良い適正。

 今回使ったR89Twistは84gのヘビーウェイトホルダーです。切れ味が弱くならないように本体の重さで補正している仕組みなんだと思います。


 昨日使用したJiFLIのホルダーはやはり色々格下かなぁという印象。剃れるには剃れるけど・・・程度の経過でした。ハンドルだけ欲しいです。未だに。


 というわけでホルダー一つで表情が激変するBERBYCEXTRAは奥が深いです。万能替刃と言っても良いかも知れません。まず肌への負担を少なく剃りってその上でユーザーはもっと切れたほうが良いのか、それともホルダーを選んだほうが良いのか、考える上でベンチマークできる刃じゃないかと思います。

 同様にPERSONA PLUTINUMも似たような性質に感じます。アグレッシブなシェービングが好みの方でも、この刃は「ものさし」としてストックしてみてもいいなという感想を持ちました。




※寿命については後日追記します。


 


 

 

 

 

 

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