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フェザーハイステンレス レビュー

更新日:2023年10月8日

 海外でも「最高の切れ味の替刃」と名高い替刃を試してみました


フェザーハイステンレス
フェザーハイステンレス

 少し品数の多い近所のドラッグストアやAmazon.jpなどで購入することの出来る国産唯一の替刃、海外では「サムライブレード」とか言われてた時期もあります。Amazon.jpなら10枚入りで511円、今となってはそんなに高くないので買われた人も居るのではないでしょうか?



 この替刃は強アグレッシヴ替刃で有名なフェザーの替刃です。

 恐らく世界中の替刃で最も切れると言われています。

 当然、肌への負担もかなりなものではないかと考えます。

 こういう種類の替刃もあっても良いとは思いますが、現在国内で販売されている替刃でマイルドな切れ味の物はありません。こんな切れ味に極振りしたこの性能。ドラッグストアにぽつんと陳列されていれば、普通やむなしで買います。フェザーさんももう少しマイルドな替刃も出して欲しいと思ったりしなくもないです。


 実はもう少しマイルドな貝印の替刃も作られているのですが、輸出専用らしく国内では売ってません。

なので実質ドラッグストアなどの店頭で見かけるのはこの替え刃のみとなるわけです。


 最初に述べた通り、この替え刃は切れ味に極振りした替刃、ビギナーが使用するには癖が強すぎます。何も知らずにこれが両刃カミソリカミソリの替刃の標準と思い込み、両刃カミソリを断念する場合も時々見かけます。少なくとも「何ヶ所切った、血まみれになった」で騒いでる段階で使用する刃では無いと思います。


 フェザーからプラスチック製のポピュラー、またはステンレス製のホルダーが発売されています。

 どちらもこの替刃を基準にしてますので両方とも極マイルドホルダーです。この2つの製品であれば上手く剃れるとは思いますがステンレス製は高価、プラスチック製は両刃カミソリとして常用するには中途半端なので、どちらの製品にしても購入するにはどうかなというところです。


 さて今回の替え刃、自分もそこまで切れ味が鋭い替刃を必要としてなかったのもあり、いままで使ったことはありません。ロシア刃でも充分に足りていたので、そのうちと考え今に至ります。

 丁度今回購入したサンプルセットに含まれていたので試してみることにしました。

 逆に言うとこういう経験が出来てから使ったほうがいいと言う種類のものだと思います。



1回目

 

holder: Muhle R89twist

blade: Feather Hi-Stainless

soap: PRORASO shaving cream green

brush: Razorock Synthetic 24mm

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

after-shave: ニベアメン センシティブローション


 まずは手持ちの両刃カミソリで一番マイルドなミューレR89で剃ってみます。

 ソープをどうしようかと思いましたが一般的なものに、アフターシェーブローションもAmazon.jpで普通に売ってるものでやってみます。

 但し、プレシェーブはいつものAch Britoを使います。国産のプレシェーブ剤はなぜか電気カミソリ用となっており、適当なものが手元になかったのでやむなしです。

 プロラソのソープもニベアの化粧水も抗炎症成分があるので一応保険的な意味を含めての選択です。


【使用感】

 海外でこの替刃が絶賛されている理由がわかりました。

 この切れ味はクセになります。自分のような太いヒゲさえ余裕を見せながら刈り取っていく感覚があります。非常に抵抗感が低く、硬いヒゲでもすぐに剃れました。唇周りのヒゲが特に硬いのですが余裕でした。

 そして「マイルドホルダー」でさえ剃り残し無くツルツルになりました。

 驚いたのは自分場合は喉のあたりのヒゲの生えている方向が独特で剃るのに色々工夫してたのですが、この替刃を使用した場合、ほぼ2パスで綺麗に剃れていました。

 間違いなく今まで使ってきたVOSKHOODやGillette 7O'clockより切れました。切れ味のキングオブキングです。


 但し、肌への負担もそれなりに強いです。少ないパスを心がけて肌への負担を最小にするテクニックも必要ですが、プレ・アフターシェーブもきっちり行う必要を感じました。さもなければかなりヒリヒリするのでは無いかと思います。自分の場合はこのあたりは拘りがあり、自分なりの対応を知ってますので、その上でこの替刃を使った感想としてはとても良かったですが、そのあたりが確立されていない場合はシェービング後はヒリヒリ感がそれなりにありそうです。


 こういった良く知らない替刃、特に切れ味重視と言われてる替刃を使用する場合、自分は基本通りの剃り方をします。2パスでほぼ決着を付け、逆反りは部分的で極力使用しません。また、カートリッジ式カミソリのようにカミソリのヘッドを押し付ける剃り方もホルダーの重みによって変化させます。今回のミューレ等の場合、ホルダーの重量だけで充分な圧が掛かりますので垂直方向に力を入れずに剃ります。

 そのように替刃の扱いに慣れた人にはとても優秀だと思います。もしかしたら、それらが身について無い場合、この替刃は扱いにくいのかもしれません。使用するにしてもある程度テクニックが出来てからが良いと言う印象です。


 まあでも、上記を踏まえても、噂に違わぬ良い刃でした。自分のような太いヒゲを持つ人にとって、この替刃はマイルドホルダーと一緒に使用する頼りになる替刃だと感じました。VOSKHOODが手に入らなくても大丈夫そうです。



2回目(休み)

 

 驚くべきことに翌日鏡を見たらポツポツとニキビ状のものが出来てました

 久しぶり見たよオヤジニキビ、カートリッジ式の時はよく出てたけど両刃カミソリ始めてからなくなっていたんですがねぇ汗、シェービング前に手洗いとかもちゃんとしてるんですけど・・・


 ・・・ということで1回休み、外出予定無いのでひげ剃り休みます


 このまま継続するかどうするか?

 下ろしたての替刃でこれって、合わないってことかな???





2日目・リトライ

 

 中一日置いて、処置もしたのですっかり完治しました。原因が替刃だったと決めつけるのも早いと思います。

 自分の剃り方、準備などに原因がある場合も考えられるので続けることにします。


holder: Merkur 33C(head) + Maggerd Razors(handle)

blade: Feather Hi-Stainless

soap: PRORASO shaving cream green

brush: Razorock Synthetic 24mm

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

after-shave: ニベアメン センシティブローション



 今回はミディアム系ホルダーで剃ります。


 一日ひげ剃りをサボったので当然その分ヒゲが伸びてます。自分の場合は既に顔の半分くらいのヒゲは白髪になっているので通常のヒゲよりも硬いです。ヒゲは黒い毛よりも白髪のほうが硬いらしいです。

 前回のマイルドホルダーで充分だと感じましたが、攻撃性を上げるとどの様に変化するかも一応観察したいと思います。流石にアグレッシブ系ホルダーは無謀かと思うので、ミディアム系にしました。これで状態が良ければアグレッシブ系も試そうかな?そのあたりは結果次第と言うことで。


【使用感】

 ミディアムホルダーでもとても剃りやすかったです。むしろ更に剃りやすかった印象です。

 この替刃の独特の特性だと思うのですが、ヘッドを動かす速度をできる限り落としても毛を切り取ることができるので、刈り取り量が増え、効率が高くなります。他の刃ではここで引っかかるのですが、「世界一切れる刃」はここで実力を発揮し、ひっかかりません。

 ゆっくりヘッドを動かすと立ち上がる毛の量が増え、刈り取りる毛の量が多くなります。結果、ストローク量が減り肌にも優しい。フェザーを使う場合はヘッドをゆっくり目に動かすのもいいかもしれません。


 そしてものすごいベビーフェイス(BBS)が出来上がります。

 この替刃に惚れ込む人がいるのも頷けます。これだけ切れると剃ってて楽しいです。2回目の使用だからか、なんとなく切れ味の安定も感じて更に使いやすくなりました。

 滑らかさを感じるのですが、これはテフロンコーティングと種類の違うものですね。

 他の刃で感じる滑らかさとは、切れなくても毛が刃に引っかからないようにテフロンコーティングで滑らかにしている感じなのですが、フェザーの場合はそもそも切れない毛が無いという感じで、チリチリと言う音と共にどんどん切れていく滑らかさ。この快感は独特です。


 肌も初回に比べて違和感が極僅かになりました。ヘッドを動かす速度を落としたせいでストローク量が減ったせいかも知れませんが「気持ちいい」範囲に収まるくらいの安定性があります。ヒリヒリ感なし。


 自分的にはフェザーの出しているフェザー・ポピュラーにしてもステンレス製のホルダーにしても、マイルドな特性にしても良かったのではないかとも思うのですが、肌の切れにくさを優先したのでしょうね。逆剃りを多用すると確かに危ないのかも知れない。ある程度両刃カミソリに慣れてる人はミディアムの方が使いやすいと思います。


 使用前はとんでもないジャジャ馬替刃を想像していたのですが、何故か今、マイルド刃のTreetよりも扱いやすく感じる位です。本当に、替刃を選ぶ時は先入観を外さないと勿体ないと反省してしまいます。

 海外産の替刃を買いまくり、VOSKHOODの代替を探してた訳ですが、結局国産かよ?!って笑ってしまいます。

 

 まあでも、3パスやプレ・アフターシェーブがキチンと出来ないうちは肌が切れちゃうんだと思います。その辺りは誤解しないように。


 慣れてる人だったらこの刃は好きになると思うなぁ、そんな感想です。


 



3回目

 

 前回のシェービング後、肌の調子は悪くなりませんでした。大人ニキビの原因は他にあったようです。剃り方、または体調だったのか、ちょっと不明ですが。


 今回は自分が普段やる組合せ、よく両刃カミソリ愛好家が使ってるようなセットを想定して剃ってみたいと思います。

  ホルダーは自分が愛用しているジレットのビンテージ両刃カミソリを使用します。攻撃性はミディアムです。前日のメルクール33Cヘッドとそんなに大きな違いはない感じです。アグレッシブ系両刃カミソリを使用しようかとも考えましたが、流石に肌への負担が凄そうなのでミディアムで止めておきます。Superspeedは軽量ホルダーなのでちょっと力の入れ加減は変わります。どういう感じになるのか確認したいと思いました。


 アーチザンソープとバームはいつものStirlingです。泡が厚く作れるので具合がいいんじゃないかと思ってます。       

 例によってプレシェーブもきっちり行います。3回目なので寿命も大丈夫か確認します。

 最近まではフェイスラザリング、つまりブラシにロードした石鹸を、直接顔で泡立ててシェービングしていたのですが、今はボウルラザリングにしてます。理由はプレシェーブソープを塗ってからボウルで泡立てていると、いい感じにヒゲが柔らかくなって剃りやすくなる為です。この順で進めるとかなりヒゲが柔らかくなりますし、シェービング後の肌のヒリヒリや違和感もかなり軽減されます。切れ味が鋭い刃だと特に具合が良いのでそうしています。


holder: Gillette Superspeed

blade: Feather Hi-Stainless

soap: Stirling co. shaving soap VARLEN

brush: DSC Synthetic 26mm

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

after-shave: NIVEA センシティブ アフターシェーブローション

after-shave balm: Stirling co. aftershave balm


【使用感】

 切れ味としてはVOSKHOODやGillette 7 O'click位の切れ味になってきたようですが、相変わらずスムーズです。

 ただヒゲに対しての抵抗感は相変わらず躊躇なく切れる感じでシェービングの気持ちよさは相変わらずでした。

 初期の尖った切れ味感は薄れてきたので、このあたりが寿命と考える場合と、切れ味には余力がるのでまだ使えると考える場合に分かれるかも知れません。自分的にはまだ充分剃れると思います。

 こういった事から、初期のとんでもなく鋭い切れ味は長くは持続しない印象です。その後はロシア刃くらいの切れ味になっていく。そんな特性のようです。


 肌への刺激はロシア刃よりも少ない感じがします。剃った後の快適さでは3回目がもっとも低刺激で心地よいと感じられるものでした。初使用する前に感じていたおっかなびっくり感はすでに忘れ、使いやすい替刃という印象を持っています。今回は湿度が低めでしたので、化粧水とバームを併用しましたが、化粧水だけでも肌の調子が悪くなったりしないと感じます。


 寿命についてですが、フェザーハイスレンレスは10枚入りで500円くらいで入手できるので、3日使えればまあ良いのではないかと個人的には感じました。入手のし易さなどを考慮すれば、常用しても構わないと感じます。


 もしかしたらホルダーをアグレッシブ系に変えたら切れ味が増すかもしれないので、念のために次回はアグレッシブ系で剃ってみます。


・・・つづく



4回目

 

 刃の使用回数でセットする両刃カミソリを使い分ける人を時々見かけます。

 剃れ具合が調整できるホルダーならば当たり前のようにセッティングを調整するのではないかと思います。

 経験上、下ろしたての切れ味が一番良いとも思えない部分もあり、ステンレス製の替刃や、肉厚の替刃などは数回使ったほうが具合が良かったりする場合もあります。このフェザーにしても初日はマルドホルダーで、2回目からはミディアムに変えたほうが具合が良さそうな気がしています。


 今回はアグレッシブ系ホルダーにチャレンジしてみたいと思います。途中で肌への負担が強すぎる場合は昨日のGilletteに戻す場合も考えておきます。

 使用するアグレッシブ系ホルダーには、レビューで度々使用している中国製のJiFLIを使います。

 自分の手持ちのなかで最もアグレッシブだし、それ以外では目立った欠点もないので手頃に使っています。

 唯一の注意点は刃の位置が斜めになっていたりする時があります。でもこれは、ミューレでもメルクールでも時々起こることなので、目視で刃の装着具合を確認することは必須だと思っています。

 それ以外、マイルド替刃のTreetPLUTINUMを使用した時はなかなか良い剃れ具合になるので、購入価格が安い(1,200円くらいで購入)のにも関わらず気に入ってたりします。


holder: JiFLI DE safety-razor

blade: Feather Hi-Stainless

soap: Stirling co. shaving soap VARLEN

brush: DSC Synthetic 26mm

preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap

after-shave: NIVEA センシティブ アフターシェーブローション

after-shave balm: Stirling co. aftershave balm


【使用感】

 正直アグレッシブ系では扱い辛かったです。

 この系統のホルダーだけで毎日剃っているなら感覚に慣れるかも知れませんが、時々使う人間ではシビア過ぎて「軽快に剃れる」感じではなかったです。刃の露出が多い分、慎重にならざるを得ませんでした。また、ここまでやる必要も無い感じでしたし、ミディアムが丁度よい具合だと思います。

 テクニック向上のためにわざとこういう組合せをするなら良いかも知れません。最低限のストロークを極める練習にはなると思います。

 肌への刺激ですが、極端に注意して剃っていたので大したことないです。痛かったり、ヒリヒリした感覚はアリませんでした。


 あとシェービング後、剃り残しを確認したら結構残ってました。ストロークを極端に少なくしたのも原因かと思いますが、一通りヒゲ全体にはストロークしてましたのでその段階で残っていたということだと思います。

 また、よく剃り残しがあるので逆剃りまでやる部分も剃り残しがあったので切れ味は落ちているようです。


 BBSを求めているなら3回くらいが寿命のようです。見た目の剃り残しが無ければOKというような人なら4,5回は大丈夫と思います。1パック10枚入りなのを考えると3回で交換するのもキリがいいかもしれません。





【レビュー後、全体的な感想】

 ミディアム、マイルドホルダーで使用した時の使用感が最高でした。

 どんどん剃れて行く感覚が最高、BBSを狙ったシェービングをするなら、かなり使いやすい替刃だと思います。

 使いやすいとは書きましたが鋭利な特性なので3パスシェービングを無視して剃っている場合は違うかも知れません。またホルダーのチョイスもはっきり出ますのでそのあたりが身についてる前提の感想です。


 一方、初期の鋭利な切れ味がなくなるのが早く感じるので、「寿命」を感じるタイミングが早く来る印象です。実際は4,5回使用してもDORCO程度には切れているのですが、最初の凄い切れ味と落差を感じるので寿命と判断してしまうと思います。3回位までは快適に使用できると思います。


 とにかく「切れる」替刃を作りました。という感じの替刃でした。

 調整は使用者が工夫して使ってくださいと言うことなのでしょう、それが解っていて使うならばなるほど「世界一」切れますし楽しさがあります。何かつくり手側のメッセージのようなものを感じる良い替刃でした。


 ロシア刃代替品問題も同時に考えていますが、自分が常用していたVOSKHOODより遥かに切れますのでこのあたりは問題ないです。あと価格ですが、海外通販で購入することを考えると3日でフェザーを廃棄したとしてもこっちが同等か安く上がると思います。寿命はVOSKHOODの方が長く感じますがトータルで考えると”特性の違い”とも言えますので気にしなければ使えます。Gilltte SilverBlue、Plutinumにしても2つともロシア産なので、切れる替刃を探す時の回答を得られてよかったです。

 結局色々海外を探して気がついたら国産というのが笑えますが、文句なしにスタメンに入れることにします。個人的にはフェザー・ハイステンレスとTreet Plutinumの2つがあれば、大抵のホルダーは対応できると思いました。





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