うにぞうイチオシ、シャープ&スムースなパキスタン製
2024-04-18追記
実はこの替刃、最近まで全くノーマークだったんですよね。
サンプルパックでまとめて購入したものの、海外コミュニティでもかなり詳しく検索しないと話題に出ていないし、なんか記事ば古いみたいなのです。
Razor Blade Clubの説明だとテフロンコートされた恐らくステンレス製に見えるのですが、古い記事では炭素鋼だと書いてありました。ブレードを見た感じでは炭素鋼には見えないのです。炭素鋼の替刃って黒いブレードばかり見てきたので、こういうシルバーのパターンってあるのでしょうか? ホルダーに替刃を入れっぱなしにしておいただけで錆びるとも聞いていたのですが錆びてませんし、どうなんでしょうか?
そんな若干、正体不明な替刃だったのでテストは後回しにしてました。
ミディアムヘッドではかなり快適
後日、記事用にマイルド刃を探して替刃ストックを漁ってるときにこの替刃が出てきました。
そして剃ってみて驚きました。エライ調子がいいです。
結論から言うとGillette Silver Blueに似て、かつこっちが切れます。
バカ言ってんじゃないよ、あっちは10枚650円くらいする替刃でこっちは250円です。
しかもパキスタン製、いやロシア製のほうが切れるでしょ?
などと自分にツッコミいれながら剃ってたのですが結局100枚注文しました。
いままで「これいいな」と感る刃はあったのですがストックがあるので100枚購入は控えてたんですけど。
Razor Blade Clubだと100枚注文すると送料無料なので1,632円です。
この替刃、少なくとも使用3回目くらいまでは確実に切れます。
今まで常用してた替刃はGillette 7 O'clock YellowとDORCO ST-301なのですが、7 O'clock Yellow並に剃れてST-301よりもスムーズです。Gillette Silver Blueは高価な替刃なので常用はしてなかったのですが印象としてはそれよりも切れて同等なスムーズさがあります。(これ書いたら多方面から怒られそうだけど敢えて書きました)
しかも激安。
Treet PLUTINUMという替刃も結構良い替刃でした。
Gillette 7 O'clock Yellowがロシア製と言うこともあり代替候補でした。ストックはまだあるのですがロシア製なので今後どうなるかわかりませんからね。
その他にもTreet 7Daysという、どっかで聞いたことあるようなパクリ品っぽい商品も地味に評判がいいです。今回注文しときました。届いたら試してみます。
ロシア製替刃の代替リスト、書き換えないといけないかなと思ってます。まだまだ固定観念が邪魔してリサーチが足りていません。こういうのこそ記事にしないといけないのに反省してます。
とにかく、切れる替刃が好きな方で、何かのついでがあればTreet PLUTINUMとDURA SHARPは試してみたほうがいいです。価格以上に感じるんじゃないかと思います。
ミディアムヘッドで良好、バランスの取れた替刃 ~2024-04-18追記~
100枚注文して、うにぞうの替刃ストックのレギュラー枠に加えました。
常用し始めてからの感想です。
今感じている感想は「ミディアムヘッド向けのバランス替刃」です。
GilletteASTRAより少しマイルドで滑らかさがあるという印象を感じています。
ミューレR89やエドウィンジャガーDE89などでは少し弱いと思いますので、ご注意。
しかしミディアムヘッドではかなり良好です。
自分が好んで使用するのはRockwell6C・R3~R4プレートやGillette Superspeed、つまりミディアムヘッドなのですが、この両刃カミソリで使用するとGilletteASTRAでは少し尖って感じていた剃り味が無く、かつそこそこ切れて滑らかさが気持ちいい印象を感じます。
特に風呂剃りでとても滑らかだし、かと言って切れないわけではなく、丁度良いバランスを感じます。
洗面所剃りではヘッドをもうすこしアグレッシブ方向な両刃カミソリを使用して剃ります。すると同様なバランスの取れた剃り味となります。この場合は自分の手持ちのホルダーで言うとLORD S625やRockwell6cのR4~R5プレート等が該当します。
寿命に関しては他の替刃と同様で、3回使用して交換しています。価格は安い部類なのでそのあたりはこれで満足することにしています。
こんにちは。いつも楽しく記事を読ませていただいています。
ネット上では炭素鋼と言われている刃でも、実際はそうではないんじゃないかと思うことがよくあります。
VOSKHODとかも炭素鋼と言っている人がいるのですが、やはりこれも黒くないですよね。
確かに他の刃よりは錆びやすい気はしますが、言われるほどの速度ではないなと。
一般的にステンレスは磁石につかないと思われがちですが、磁石にくっつかないタイプのステンレスは一般的に刃物に向かず、
マルテンサイトステンレスという炭素鋼と同じように焼入れができるものが刃物に使われるようです。これは炭素鋼と同様磁石にくっつきます。
もしかしたらここを混同している人が炭素鋼と言いだしたのかな、などと個人的に推測しています。
元素分析でクロムが出るかどうかを分析できればはっきりするのですが…なかなか個人で調査するのは難しいですね。
いつも楽しく拝読させて頂いております。ブログ拝見してドルコの100均の替刃を買いましたがすごくよかったです。ブログではtreet dura sharpも安くて良いとのことですが切れ味、耐久性はドルコとtreetのどちらの方が良いでしょうか?ちなみに私のヒゲはかなり硬いです