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EDWINJAGGER 3ONE6 レビュー

更新日:5月17日

EDWINJAGGER 3ONE6
EDWINJAGGER 3ONE6

 スポンサーの付いているブロガーと違い、こちとら自腹で記事を書いている関係上、新製品が出たからと言ってすぐに飛びつけるほどの富豪ではなく、うにぞうはごく普通の一般庶民です。  なので1万円以上の買い物は周囲の様子をうかがい、情報収集に励みチョイスして購入しています。  せっせと情報を集めた結果、3ONE6は評判がよろしい。みんな大好きConnaughtさんに注文しました。


 6日で到着し、さっそく開封してみました。写真に写ってるSemogueSOCバジャー・ボアミックスのブラシと記念撮影したのが上の写真です。ブラシは「育てる期間」があるので、追々記事にします。


 さて取り出しました3one6、思ったより軽い。76gです。

 とは言え軽量というわけではないです。『自重』で剃るには充分な重さです。

 重心は真ん中より少し上のハンドル上部あたりが中心です。剃ってるとわりとニュートラルに感じそうです。普通は割とヘッドに寄せてるのが最近のハンドルなんですが、この様子だと剃れ味はミディアム・アグレッシブあたりなのかもしれません。それほど自重をたっぷりかけなくても良いという設計なんでしょうか?

EDWINJAGGER 3ONE6#2
EDWINJAGGER 3ONE6#2
EDWINJAGGER 3ONE6#3
EDWINJAGGER 3ONE6#3
EDWINJAGGER 3ONE6#4
EDWINJAGGER 3ONE6#4

 うにぞうの購入したモデルはローレット付きのハンドルまでオールステンレス製です。他にはアルミカバーがおしゃれなバリエーションとかいくつかあります。加工が丁寧なのでどっちにしても耐久性が良さそうです。ちなみにおまけ替刃はフェザー・ハイステンレス(5枚入バージョン)でした。昔DE89を買った時も同じでしたがエドウィンジャガーもパーカーみたいにオリジナル替刃を用意してもいいような気がしますね。


 写真の通り、替刃を固定するピンの形状やベースプレートなどガッチリ固定できそうです。替刃を装着したところはめ込み誤差がタイトなためギチギチでした。僅かなズレも許さないって感覚で、ちょっと刃をいれにくかったですが、これは精度が凄そうです。

 注目はヘッドキャップのネジの根元ですね。これは接着ではなさそうです。削り出しています。

 エドウィンジャガーDE89なんかだとここは溶接してあって、長く使用していると落とした時にここが折れてしまったという話を聞いたことがあります。3one6の場合はそのあたりは耐久性がありそうです。ですが落としたら曲がるかもしれませんが。

 ネジの脇には替刃を固定するためのポッチがありますが、ポッチが更に位置を固定するために拡張されています。この形状は最近のモデルによく見られるデザインですが、ベースプレートにこの部分の凹みがあり、ブレードギャップもここで決められているようです。かなりの精度で作られているものと見えます。  替刃を装着する時もかなりギチギチの状態ではめ込まなければいけないところも合わせて考えると他のホルダーと比較してもう一段上の装着レベルを狙ってヘッドが作られている様子が伺えます。


 

トライ・シェービング

 シェービング場所:洗面所

 両刃カミソリ:EDWONJAGGER 3ONE6

 替刃: ASTRA superior platinum

 プレシェーブ:Mastro Miche preshave soap

 ソープ:Dr.Harrice Winsor

 ブラシ:OMEGA 10049


 実はこの替刃で剃る前にTreet DURA SHARPを使用したんですが、剃り味がまるでダメでした。剃っている途中で剃り味が激減して使用に耐えられませんでした。恐らくシェービング中にコーティングがゲシゲシ削れてすぐに炭素鋼の下地がむき出しになるのだと思います。イロモノ替刃ですのでこれはノーカウントかもしれないなと思いました。この替刃はもうちょっとマイルドなヘッドが向いているようです。


 さてアストラで剃りました。

 こっちは非常に効率が高いです。高いレベルでバランスされている印象を受けます。

 効率という言葉を両刃カミソリではよく使いますが、これは攻撃性(切れ味の強さ)とはまた違った意味があります。3パスでどれだけ完璧なシェービングができるか?という意味だと思っています。

 ですので、マイルドホルダーでも効率が高いホルダーはあります。というのも、ベースプレートの設計が良い場合、ヘッドがヒゲを通り過ぎる時、キチンとヒゲが立ち上がるので攻撃性が弱くても高効率なホルダーを設計することは可能です。自分の経験した範囲ではRockwell6Cはマイルドヘッドでシェービングしても高効率が可能でした。


 3ONE6ですが、ミディアム-アグレッシブあたりの攻撃性です。かつ、非常に高効率です。  Razorock Scaleで言うところの”MEDIUM-AGGRESSIVE”レンジに相当する感覚です。


 ベースプレートにかなりの工夫が盛り込まれている印象を受けます。肌に直接ヘッドが当たる部分をセーフティバーと言いますが、この水平方向に溝が付けられたセーフティバーが優秀なんだと思います。

 今回ストロークに注意を払い、同じ箇所を何回もストロークせず、1ストロークのみで最後までシェービングし、3パスでシェービング終了としましたが、この最小ストロークでほぼ完璧にBBS可能でした。

 ストローク中も替刃のビビリが全く無く、小美味良い切断音も味わえました。

 流石といいますか、この工作精度はトップメーカーの面目躍如だと思います。手作りを売りにして高価格で販売しているプレミアム価格帯の両刃カミソリとそんなに変わらない品質じゃないかと感じました。


 恐らくこれは『3本目』以降に買うと有り難さが解る類の両刃カミソリって気がします。

 入門はDE89やR89など、ウルトラマイルドヘッドを買い、ちょっと剃り味が物足りなくなりクローム製のミディアムを買う。そしてもうちょっとお高めのステンレスに手を出したいと考え3one6を買って「すげー、やっぱぜんぜん違う!」っと気がつくのが最もこれの良さを味わえるのではないかと。


 主観ですがRazorockを意識してる気がします。  エドウィンジャガーは両刃カミソリではトップ企業の一角なので、もうちょっとお高めでも良かった気もしますが、Razorockがあの価格で販売しているので、対抗意識をビシバシ感じます。

 Razorockの一連のステンレス製両刃カミソリにエレガントさが加わった感じが3one6って感じです。

 俺達が本気を出せばこういうのもやれるんだゼみたいな。


 個人的にはちょっと攻撃性が高いですが、今の流行とか価格帯とか考えると文句ないです。

 敢えて悪いところをコメントしようと考えましたが特に思い浮かびませんでした。

 攻撃性が弱い、強いってのはモデルの個性なのでこれは欠点でも無いですし。効率性は頭一つ抜けてます。

 なんのかんの言って頻繁に3one6を使ってるんじゃないかと想像できたりもします。

 そう考えると割と「あがり」に近いモデルって言ってもいいかもしれません。

 何かしらの技術革新とかあれば別ですけど、他のを買っても一長一短、そんなに大きくは変わりません。


 現代の工作精度で割とリーズナブルなステンレス両刃カミソリを出してきたエドウィンジャガーはやっぱり四天王(?)の一角ですね。



2024-05-14追記:

 しばらく連続して使ってみて追加の感想を追記します。

 3one6独特の特徴としてミディアム-アグレッシブヘッドにしてはそれほど緊張感を強いられないと思いました。

 恐らく同程度と思われる両刃カミソリと比較して刃が突出している感覚が軽く、比較的マイルドに近い感覚でシェービングできます。ヘッドを横から見ると解りますが、実際には割とブレードギャップは大きめに取られています。

 かといってシェービング後に肌に極度な負担が残るわけでもなく良くできているなぁと感じています。

 併せてこれはDE89の上位版にしたかったのではないかという印象も受けました。

 DE89と比較して更に高効率で深剃りが利く両刃カミソリが3one6だと思います。

 ヒゲの濃い自分にとっては若干DE89で物足りなくなる部分があったのですが、そのためのモデルとしてDE89の良いところを継承しつつ3one6というのを登場させたのではないかなと感じました。


2024-05-17追記:

 替刃テストの為にほぼ毎日この両刃カミソリを使用しています。

 現時点の感想としては私の大好きだったGillette Superspeedを上回り、絶対の安心感を持っていたMelkur 34Cすら上書きするシェービングを体験しています。

 5回ほど使用したくらいからこのモデルのフィーリングが解りある程度性能を出せるようになってきました。元々うにぞうはミディアム帯の両刃カミソリを好んで使用していましたが自分のヒゲは濃い目で硬いです。なのでミディアムでは少し能力不足なのを理解していましたが肌への負担を考えて敢えてミディアムを使用していました。

 ですが今回、イマドキの精度で製造された弱アグレッシブ両刃カミソリはマイルド帯と同等な肌への刺激で高い効率が可能な両刃カミソリをつくることができるんだなと感じました。

 ある程度ヒゲの濃い方、このモデルは絶対に『買い』です。使うほど良さが滲み出ます。

 同価格帯のライバルとしてはMuhleのROCCAが思い浮かぶので、近いうちに体験してみたいと思います。


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