全ての替刃を試したいなら調整式両刃カミソリを使おう
2024-03-29 ブレードギャップ一覧他追記
購入した動機
Gillette Slim → Parker Valiantと過去に調整式両刃カミソリは持っていたのですが、いずれもあまりピンとこなくて手放しました。Gillette Slimは恐らく自分の経験が足りていなかったための検証不足、Parkerはとてつもなく重かったとか、ヘッド部の厚みがあって鼻下がどうしても剃りにくいとか色々不満がありました。
そういった事情から今手元に調整式両刃カミソリのコレクションがありません。
今回調整式両刃カミソリを探すに当たって自分がチェックしたポイントは下記のとおりでした。
ヘッドの厚みが薄い(鼻の下が剃りやすいため)
ユーザー評価、マニアらしく海外フォーラムのレビューを参考に
品質のバランス、材質と価格を比較
最終候補にRockwell T2S およびT2と6Cと6S、Rex Supply Co. Ambassador Adjustableを考えていました。
Rockwell T2Sと6S、Rex Supply Co. Ambassador Adjustableはステンレス素材の製品です。こっちのほうが耐久性に優れると思いますが、ぶっちゃけるとT2と6Cの真鍮&クロームメッキでもかなりの製品寿命なので、複数本所持してるユーザーは恐らく一生使えます。これ以上の投資は結局個人の満足感によるものだと思います。
Rex Supply Co. Ambassador Adjustableはいかんせん高価。4万5千円くらいします。
Rex Supply Co. Ambassador Adjustableに注目したのはヘッド部が他社のダイヤル使用の調整式両刃カミソリよりも厚みが無いためです。工作精度も良いと聞きますし、というかこんな値段して精度が良くないと怒りますよね。そうすると残るのはRex Supply Co. Ambassador AdjustableかRockwell 6Cって事になりました。
6C買って満足できない場合はRex Supply Co. Ambassador Adjustableを検討するという二段構えで試してみようと考えました。個人的にはRex Supply Co. Ambassador Adjustableのような高価な両刃カミソリを買うお金があるのなら、色々なフレーバーが楽しめるソープやバーム系にお金を払いたいと言う気持ちがあります。確かに高価な両刃カミソリも満足感は高いので、実用と自己満足のせめぎあいですね。
Amazon.jpで購入、そして開封
今回は海外通販を利用しても価格に大差なかったのでお届けが早くなるAmazon.jpで購入しました。価格はAmazon.jpで9,240円(税込)でした。翌日には届いたので海外通販を常用している自分には驚異的でした。まあ、普通にAmazonで買い物するとそうなんですけど。
で、届きまして開封すると本体とベースプレート数種類、英語の説明書と替刃が入ってました。このあたりの写真はわんさかネットに出てるので省略します。
あと写真の通りRockwellの替刃がおまけで入ってました。切れ味測定機による切れ味で言うと平均値53でかなり柔らかい替刃となります。恐らく攻撃性をいろいろ試すのに適しているのでこういう替刃を用意したんじゃないかと思いますね。この替刃は試してみたかったので嬉しいです。
Rockwell 6Cは3ピース構造です。ヘッドキャップ、ベースプレート、ハンドルから構成されています。
ベースプレートをひっくり返すと剃れ味が変わります。全部で3枚付属してますので6段階の剃れ味が選択可能でR1~R6とベースプレートに刻印されているのでR1が最もマイルドな剃れ味、R6が最もアグレッシブとなります。
買って気づきましたが、このそれ味の刻印の面じゃなくって反対側に使用する替刃を装着すると選択したそれ味でシェービングできますと説明書には書いてありました。まあ、そうじゃないと刻印が見えなくなるのでそういう意味なのでしょう。だがしかし、説明書が英語オンリーなために、この裏表の見分け方を間違ってしまうかもしれませんね。公式サイトでは「初心者にも最適」と謳ってるのに、説明書は英語オンリーとか、おもてなしの心が足りてませんね。うにぞうだったらコピーでもいいので販売店の段階で説明書を貼り付けるなりしますけどね。
ベースプレート分厚いです。そして重量があります。替刃装着で42.2gあります。ちなみにDE89やR89のヘッドは同じく替刃装着時で28g±です。ベースプレートの両面を使用するので、セーフティーバー部分まで含めるとこの厚みになるのでしょうね。一般的には両刃カミソリは重みがあったほうが自重でヒゲを切断できるので、初心者ほどヘッドにウェイトがあるほうが使いやすいと言われています。なのでこの点は欠点とは言えず、むしろ利点かもしれません。でもうにぞうのように軽量ヘッドが好きな人も一定数いると思います。
それもそうなんですが、ベースプレートがやたらぶっといので、これがシェービング時に悪影響にならないか気になります。
逆にヘッドキャップ部は一般的なヘッドと同等の厚みなので、ベースプレートがシェービングに干渉しなければ鼻下剃りに期待できそうです。
使用ネジ径は独自サイズでした
ハンドルは長さ87mmで57.4gこれはそれなりにヘビーウェイトな部類に入るハンドルです。ずっしりとした感触です。ネジの形状はRockwell独特のようです。無理やりやると入るのですが、違和感があります。ただモノによってはすんなり入るモノもあるんですよね。メルクール33Cのハンドルはすんなり入りました。マガードのMR11はなんか違和感がありました。
ヘッドキャップからネジが伸びているのですが、こっちは他社ハンドルは使えませんでした。ということは基本的には他社ハンドルはNGだと言うことになりますね。
まあでも、ハンドル自体の出来はローレットもきっちり刻まれてホールド性も良いので、とくに悪いハンドルという訳ではないです。自分のように敢えて軽くしてみたいとか、他のデザインにしたいとか、そんな変態的な考えが出なければこのままでも困ることは無いと思います。品質はちゃんとしてます。
シェービングしてみました ~初回使用時の感想~
さて個人的にRrockwellは初体験だし、クラファンの頃からいろいろ逸話があったメーカーなので期待してます。
今回使用する替刃はTreet DURA SHARPです、Gillette NACETと同程度の切れ味で安価に入手可能な替刃です。国内ではマイナーなチョイスですが、非常によく切れるテフロンコートされた替刃です。
他の替刃も試して(マイルド~アグレッシブまで)順次追記していきたいと思います。
環境は風呂剃り、R3のベースプレートをメインに使用。
やはりヘビーウェイトでミディアムヘッドを使用するので問題なく剃れます。
何しろ自重があるので切れる切れる。
懸念してたベースプレートの厚みは杞憂だったようです。シェービングに影響なしです。
いつも使用している軽量ホルダーほど軽快には取り回せないですが、ParkerValiantで感じていたほどの重みはないし、ミューレR89twistもこれくらいのウェイトがあるので、いいんじゃないかと思います。
鼻下も問題なく剃れました。ヘッドキャップが薄いので問題なかったです。
なんかAmazonのレビューを読んでるとヘッドキャップの幅が替刃のサイズより小さく、替刃の両端がはみ出すのでツラをあわせて欲しい、ヘッドをねじ込む時に指が痛いとか書いてありましたがそれは?
いやそれって、剃る前にセーフティーバーと替刃がきちんと平行になってるのを確認し、万が一ズレていたら修正しやすいようにそうなってるんですが・・・。指が痛いってどんだけ力込めてんのさって、色々突っ込んでしまいました。そんなに力入れるとネジ山潰れますよ。キュッと1回やればトルクは確保できます。
そんな感じで両刃カミソリ系のAmazonレビューは読んでていて結構面白いです。上から目線なのに素人感丸出しなのがほっこりします。
話が逸れました、
R1プレートを使用するとミューレやエドウィンジャガーよりももっとマイルド。フェザーポピュラーをヘビーウェイトにした感じというか、もっとマイルドかもしれない。
ヒゲを剃る時のハンドルの傾け角、所謂スウィートスポットですが、広過ぎも狭過ぎもしないのです。様子見もなしにいきなり剃り始めましたが違和感なく剃れました。一般的なヘッドと比較して逸脱してる印象はなかったです。
剃っている時の音はゾリゾリと言う感覚、金属音が響くタイプでは無いようです。 ベースプレートが分厚いのでヒゲの切断時に適度なウェイトが乗るし、ベースプレートの厚みによる剛性感みたいな物も感じます。ヘッド部の精度も良好でガッチリ替刃を保持して替刃のブレを感じないです。やっぱり、先日レビューした廉価版両刃カミソリとは違いを感じます。
ベースプレートR4 + Treet DURA SHARP 2回目 2024-03-29追記
洗面所剃りで2回目のシェービングを行いました。ベースプレートはR4に変更、風呂剃りと比較してヒゲが若干硬い状態と思われるので、アグレッシブ側へベースプレートをシフトしてシェービングしました。
Treet DURA SHARPという替刃、国内のブログでは殆ど話題に出てませんが、最近マイブームな替刃です。安価な割に相当切れて、しかも安価な替刃なので気に入っている替刃です。(別途記事を書く予定です)
シェービングを開始。やはりヘッドの剛性感を感じます。洗面所剃りだと風呂剃りと比較してヒゲが硬いせいで剃っている時にビリビリと替刃がしなっている感覚があるのですが、このヘッドだと気にならない程度まで抑えられています。自重がアシストしてくれているので、ヘッドを肌に乗せて移動させるだけでも剃れている感覚が顕著です。 ベースプレートもR4に変更して極端にアグレッシブ方向へシフトするかと思いきやそうでもなく、確かにシフトした感じはありますが絶妙な具合でちょうどいい感じになってます。なかなかバランスがいいです。
自分はヒゲが濃い目の性質なのでR4を基準にしたほうが良さげな感覚でしたが、まだマイルド方向に3段階もあるというのは初心者にとっても安心で、マニア的にいうとまだ2段階あるアグレッシブ方向で替刃を試せる楽しさもありますね。
2回目もこれといって問題になるようなトコロは感じなかったです。
ベースプレートR6 + Treet DURA SHARP 3回目 2024-03-29追記
2回目のベースプレートR4で満足する剃りができたので、変更する必要は無いのですが、ついでなのでR6を使ってみます。今回も洗面所剃りでトライ。替刃は前回のを替えずに使います。
過去にJiFLIというウルトラ下品な超アグレッシブ中国製両刃カミソリを経験したせいか、「常識的なアグレッシブ」という印象でしたが、Youtubeを見ると「R4で血まみれになりました」という方もいらっしゃったので、経験が浅いうちにR6は使用しないほうがいいかもしれませんね。
マニア向けにレビューしますと、普通のアグレッシブのポジションだと感じます。ミューレR41のような凶暴さは無いと感じました。まあでも毎日R6を使用するには肌に厳しい感じではあります。キツ目が好きな方でもR5くらいにしておいたほうが良いかんじでした。自分も日常ではR6はめったに使用しないと思います。
ただR6ブレードギャップを0.79mmにしたのは絶妙だと思います。正直、普段遣いではこれ以上は必要無いでしょう。マニア的にはもっと上のギャップのヘッドもありますが、無くて困ることはちょっと無いと思います。
ベースプレートR4 + ASTRA SUPERIOR PLATINUM (RUSSIA)
世界的に見てもかなり評判が良いASTRAなんですが、自分的には普通じゃないの?と思ってたんですけど、Rockwell6cを使用してやっと理解できた感じです。替刃自体は上記のDURA SHARPのほうが個人的には好きなんですが、ここではその特性の変化について注目します。
自分のヒゲは固くて多い為に、マイルドホルダーでは色々能力負けしていたようです。R4プレートを使用し、アグレッシブ寄りのマイルドヘッドに変更するとなるほど良い替刃だと感じれられるようになりました。
剃っている途中で色々なプレートを試しながらシェービングした結果、最適なプレートが見つかったんですが、こういうことが出来るのもRockwell6cの特徴ですね。ヘッドの違う複数本の両刃カミソリを用意しなくて済みます。
また、最後の逆反りだけマイルドなベースプレートへ交換して仕上げるなど、剃り方にも工夫ができました。
このように、ヘッドの攻撃性を変えると替刃自体の評価も変わるわけです。肌やヒゲの特徴に合わせて攻撃性を調整できるRockwell6cのような調整式両刃カミソリはやはり有用だと感じました。
総評価
うーん、これはオススメ両刃カミソリに問題なく追加するレベルですね。
自己満足以外はRex Supply Co. Ambassador AdjustableやT2Sを購入する理由が消えたかもしれない。
気に入らないのはネジ径が独自なのでハンドルが交換できないことくらいかな。
一方、数ある調整式両刃カミソリの中でRockwell6Cにしか無い利点としては、ヘッド部が頑丈に作られているので替刃が非常に安定します。過去、Gillette Slim、Gillette Fatboyを使用した経験がありますが、替刃の安定性はこのモデル独自のもので、調整式ではない両刃カミソリを含めてこの替刃がバタつかない感じが実はRockwell6Cの真骨頂ではないかと思えるくらいです。GilletteはOTTタイプ(バタフライ)のヘッドであったため、替刃の固定がやや甘く、剃っていると替え刃がしなるような感覚があり、そのしなりによってヒゲにひっかかる感覚がありました。
恐らくRockwell6Sも同じような剛性感を感じることができると思うので、実はRockwellのモデルではRockwellT2よりも6Sのほうに興味があります。
また、もうひとつParker Valiantという調整式カミソリも所持しておりました。
Parker Valiantとの差としては、まずParker Valiantは調整範囲が狭かったです。Parker Valiantはミディアムから強アグレッシブの間の範囲を調整できるようになっていました。強アグレッシブはあまり使う機会が無いので、マイルドの方へ調整範囲を寄せてほしかったという感想でした。
また、ヘッドの精度がRockwellより若干劣っていました。替刃を装着したとき、替刃が微妙に斜めに装着される時があるため、目視で確認する必要がありました。あくまで目視での位置調整ですので、きちんと装着できているのかどうか、いまひとつ不安がありました。
ちなみにRockwellでは目視で確認している範囲ではありますが、斜めになっていることはありません。この事を考えるとRoslwellのほうが工作精度は良いのだろうと思われます。
以上のような理由でベースプレートを交換することで両刃カミソリの攻撃性を変えられるこのモデルはいくつもの両刃カミソリ買うよりもコストが安く上がります。また構造が単純であるため頑丈であり、精度も出やすいようです。
経験上、ステンレスバージョンは自己満足感はありますが、実質真鍮にクロームメッキでも管理がヘタな場合を除き、うん十年使えますしね。マニアとしては無理でしょうけど、これ1本で困らないポテンシャルはあります。
先日、廉価版のLOADをオススメに入れようかと迷いましたが寿命や品質などを考えるとちょっと不足でした。
R1というミューレやメルクール以上のウルトラマイルドが選べるところも大きいですし、R6はかなりアグレッシブな剃れ味です。広範囲をカバーできる剃れ味なので投資額を考えてもリターンが大きいです。これ以上の剃れ味を求めるならばオープンコームかスラントという選択肢は残ってますがマニアじゃない限りはそっちにいかないと思われます。
どのみち沼にハマってしまえば勝手にその後は買っちゃうだろうし、そこまで考えても持っていて損はないです。
ヘンソンシェービングも選択肢に入るかもしれません。 ヘッド角が固定されているのとアルミ素材(ステンレス製もありますが高価)なのでちょっと耐久性に不安を感じますし、入門用両刃カミソリの定石通りに考えればちょっとウェイトが足りないと思います。 ヘンソンはウルトラマイルドヘッドなので肌を切るリスクは少ないと思いますがヒゲの濃い方の場合不足を感じるかもしれません。アグレッシブタイプもあるようですが、自分のヒゲに対してアグレッシブがいいのかマイルドがいいのか、最初は判断に迷うかもしれません。 初心者だからと言ってもヒゲの濃い人はアグレッシブのほうが良い場合もあります。そんな方がマイルドを買うと「なんだ、全然剃れないじゃないか」ってなる訳です。 そのあたりを考えるとヘッドが最初から複数付いてくるRockwell 6Cの方が失敗しないと思えます。価格も定価で考えるとこっちが安く入手できます。ヘンソンシェービングだけをずっと使い続けるならば、慣れれば普通に使えると思いますが、高確率で2本目を購入すると思います。これは自分の勝手な感想なので根拠は無いですが、なんとなくあのカミソリは飽きるんじゃないかと見ています。
何よりもアルミ製の両刃カミソリにしては高価過ぎて14,000円の価値に合っている製品かどうかと言われると好みをはずして考えるとそこまででも無いような気がしてなりません。
ベースプレートの交換が邪魔くさいと言えば邪魔くさいけど、それも考え方だと思います。
ダイヤル式の場合、手軽にダイヤルを弄ってると訳がわからなくなりそうですし、どっちが自分に向いてるか・・ですね。
個人的にはこの勢いでT2Sも興味あるのですが、ヘッドが厚いのが気になってます。やはりRexしか無いか・・・
Rockwell 6C、常用ホルダーとして文句ないです。これ以上望むならRex Supply Co. Ambassador Adjustableのようなカスタムメイドな製品かなと思います。でもそれらは無くても困らないのであくまで自己満足ですね。コレクションとして持ちたいかどうかだけしか理由がない気もします。
個人的にはミューレR89やメルクール34Cのように、永久定番として残っていく製品だと感じました。
2024-04-12
上記記事の『取り扱い説明書』について、SNS”X”を通じてロックウェルレザー・ジャパン公式アカウントさんよりコメントを頂きました。補足説明がされておりますので原文のまま引用して追記しておきます。
Rockwell 6Cをお使いいただき、ありがとうございます。記事もとても興味深く拝見しました。日本語版の説明カードについては、混乱させてしまい申し訳ありません。昨年から日本語版も用意しておりましたが、現在のAmazon在庫分には一部、まだ同梱されていないものもございます。順次進めてまいります
以降、何か発見、報告がありましたら追記していきます。
貴重なレビューありがとうございます
最後までしっかり拝見させていただきました
私はrockwell6cとmodel Tを持っているのですが、この2つの使用感は個人的には全く同じです
バタフライオープンですが、かなり剛性があり、使用時に刃が暴れるような印象もありません
アジャスタブルな両刃カミソリは中華製の安いもの2本とGilletteのNew Aristocratも所有しておりますが、中華製はあからさまに精度が悪く、また、刃が暴れるのを感じます
Aristocratは1番アグレッシブな状態でもr2〜3の間といったところで、マイルドすぎてRockwellと比べると物足りないですが、押さえつけても肌への攻撃性が皆無で、回数をこなせばRockwellと同レベルに深剃りできるのが良いですね
Rockwellは攻撃性のほとんどないr1〜2ですらツルツルになるまでノーダメージで深剃りするのが私の腕では難しいのが残念です
上記記事非常に勉強になりました。ロックウェル6cとメルクール34cを比べた場合、どちらの方が同じミディアムの場合そり味が良いでしょうか?知り合いは34cを絶賛されていましたが、如何でしょうか?私としてはヒゲがとても硬いので剛性が高いものを探しております。もし、可能であれば、ご教示頂けましたら幸いです。