今回はただの雑談です。
コストだけで言うなら、カートリッジ式カミソリでフェザーFⅡneoなどの2枚刃カミソリも充分実用域です。 両刃マニアにとって、カートリッジ式は刃が2枚もあれば充分とお考えの方も多いでしょう、自分もそんな感じに思ってます。 プレシェーブの際の準備、アフターシェーブ、3パスシェービングなどの知識がある両刃ユーザーにはスムーサーやその他の機能は不要です。逆に言うと一般的なユーザーは、その知識無しに剃っているので替刃に色々と機能を求めて、結果高価な買い物となってるんですよね。

カミソリ関係を色々溜め込んだ段ボール箱を整理してたら出てきました。
最近は出張などにもGilletteTechとか、何かしら両刃カミソリを持って行ってたので出番がありませんでした。
Amazon.jpで価格を調べたら、これの替刃は10個で1,000円程度です。最近は両刃カミソリの替刃もじわじわ上がってきましたので、この価格レンジなら有利な場合もあります。両刃カミソリのホルダーが数万円する時代です。替刃もAmazon.jpで買う場合、5枚で500円とかありますから。
本当に安くしたい場合はこういったカートリッジ式も視野に入ることになります。ただ、KAIゴールドステンレスがあのぶっ壊れ性能ですから、本当に値段だけならそっちが一番安いですけど。
それは置いておいて、久しぶりなので好奇心で剃ってみました。前回は何時使ったのか忘れるくらい前です。単純な好奇心で使ってみようかと思います。
そもそもこれを買った理由は二つ、目詰まりを押し出す機能と首振り固定が付いていたからです。

両刃カミソリは刃が1枚なので目詰まりしない。軽く水に流せば簡単にヘッドに付いた泡とヒゲは排出されます。カートリッジ式の目詰まりは最大のイライラポイントですね。
あとヘッドの首が上下に動くのは、便利と言えば便利なのかもしれませんが、我々両刃カミソリユーザーにとっては要らないお世話となります。なので固定して使ってます。
手元にシェービング・ジェルもフォームも無いので、今回は普通に両刃カミソリソープで剃ってみます。

holder: Feather F2neo
blush: DSC synthetic 26mm
preshave-soap: Ach Brito Glyce Classic Scent Pre-Shave Soap
soap: Taconic Shaving cream Lavender&Lime
aftershave balm: Taconic Shave Uncented balm
ヘッドが軽いのでハンドルが軽くないと剃りにくいというのもあるのでしょうが、このハンドルのチープ感はやっぱり「楽しむシェービング」を知ってる我々には、なんかモチベーションが下がってしまいます。無駄にハンドルも長いし、やりにくい汗。ただの雑事としてヒゲを剃っていた頃を思い出しました。
さてプレシェーブして、ボウルで泡立てして、キチンと3パスでシェービングしてみました。因みに替刃は下ろしたてです。在庫してたヤツなので、3年以上経っている(詳しい購入年不明)物です。ヒゲの状態は1日放置した普通にヒゲが伸びた状態。あと何か寂しいので、ラテン音楽をガンガン流しながら剃りました。気分を上げねば!
【使用感】
最初に感じたのは「ハンドル使いにくい!」でした。
えらい長いハンドルが邪魔して首周りが剃りにくいです。底部が当たって邪魔します。だからの首振りヘッドなのかと思いましたが正直半分に切り落としたいと思いました。回転もしにくいので色々使いにくかったです。
剃ってる途中で毛詰まり排出をちょくちょくしなければいけないのは地味に面倒。
あと2枚刃なので1ストロークで実質2ストロークしてるのと同じ程度肌にダメージが来ます。その感覚に慣れてないのでストロークし過ぎました。剃った後BBSは完璧にできましたがやりすぎた汗
これは常用するなら感覚の調整が必要ですね。まあでも完璧には剃れます。これ以上多枚刃にする必要はないです。切れ味的にはWILKINSON SWORDあたりの感覚ですかね。恐らく5枚刃くらいからF2に変更して「剃れない」と判断するのは刃の数の差から来るストローク数の違いなんじゃないかと予想します。
同じく1枚刃と2枚刃の違いもストローク数に出ますので、今回はこの差からやりすぎてしまいました。若干ヒリヒリしてます。本当ならここまでストロークする必要は無かったようです。なんかやり過ぎなくらいツルツルになってます。これはこれで「凄い切れ味!!」となるんでしょうが、自分的には剃り方失敗でした。次回は少なめストロークでやります。次回ってあるのか? 今記事書きながらワセリンを塗ってます笑。ワセリン、ヒリヒリに速攻で効きますよ、テカるので薄く塗るといいです。
【感想】
ハンドルがアレですが、充分使えます。というかこれで何が不足なのか?と思ったりします。5枚刃って何?
まあでも、だからf2に変更するか?と言われればう~ん、しないと思います。
自分に合った替刃を探し当てることができたら、もっとシェービング感がいいですからね。剃れはするのは確かですが、切れ方が下品と言うか、シェービング後の気持ちいい感が違うと言うか・・・。
ホルダーの攻撃性と替刃のバランスの組合せが無限にできる両刃カミソリと比較すると、このあたりに限界を感じます。剃れるかどうかだけでなく、剃り心地はやはり両刃カミソリが上ですね。
加えて仮にF2を常用するにしてもジェルで国産アフターシェーブを使うという風にはならないと思います。質が違いすぎてジェルとか使っていられない。そこは確実です。ジェル派の方のコメントでは剃っている時、泡ではヒゲが剃れているかどうか解りづらいそうですが、そこまでリアルタイムに知る必要もないし、別に気にもしてませんでした。個人的にはアーチザンソープの機能性は数光年先をいってる感があるのでそこは曲げないでしょう。実質ジェルも回数あたりの単価で言えば決して安いものでもないし、わざわざ使う必要がないと感じてます。
総括、これはこれで興味深かったです。ハンドルは半分にぶった切りたい。なんかバトラーとかいう半分の長さのハンドル売ってましたが、ハンドルに重心が寄っているらしい。それは使いにくそうなので却下。
そんな感想を持ちましたが、また使うのは数年先っぽいのでこのまま放置することにします。
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