top of page

シェービングボウルに陶器の器を利用

 Youtube動画を見ていると、シェービングカップによくこれが使われているのを見かけます。

 基本的にはシェービングカップは専用品というものが無いのでどれ使ってもいいんですが、これ使いにくくないですか?ビギナーの頃自分も買ったことあるのですが、器の内径が小さいので速攻で倉庫行きになりました。その後何処へ行ったのか不明です。


 あとこれ↓ ドヤ顔でこれを使ってシェービングソープを泡立てていましたが、これって理髪店の粉石鹸用なので我々の使うソープをこれで泡立てる意味はありません。つかめっちゃ使いにくいと思います。そんでもって理髪店の粉石鹸でこれを使用するとゆるゆるゆるの泡が出来上がってこの泡が使いにくい。ストレートレザーはあれでも良いのかも知れませんが、両刃カミソリ用としては緩すぎます。

理髪店が利用する粉石鹸用

 だったらどれを使えばいいの?!って当然思われると思いますが、決定打って無いんですよね。普通に大きめのマグカップを使用している人もいますし。チベットのお輪を使ってる人とかも見たことあります。多分あれは欧米の人だったので本来何用だったか知らないで使ってる気がする。

 シェービングショップで売ってるボウルって3,500円くらいするので、いやそれは高すぎだろう?と心のなかでは思ってます。そんなに使いやすくもないし買って失敗した過去があります。更に良く調べてみると、そのシェービングショップで売ってる品物も中国で売ってるアイスクリームのカップとかグラタン用の器に自社のロゴを印刷して売ってるだけだったりします。な~んだ、専用品じゃなかったのね。


 幸い日本は陶器には恵まれた国で欧米に比べて日本人独特の器用さで色々な形状の陶器が安く入手できます。どっかの観光地とか行くとこぢんまりと自製の陶器を並べてる店とかもありますよね。こういう中にも泡立てに向いた陶器があったりします。


 Amazon.jpで各600円くらいで売っていたので買いました。直径15cm高さ5cmの美濃焼の器です。器の内側に模様が入っているのがミソです。この模様は凸凹になってるので泡立ての際に泡を作りやすくなります。



 試しに実験、プロラソクリームをアーモンド位の量で器にぽちょり

そしてぐるぐる、ぐるぐる、いつものように泡立てました。

 はい、めっちゃ泡立ちます。内側の凸凹が手伝ってくれるのでいつもよりここまで来るのが早かった。ブラシは500円の中国製合成繊維ブラシです。ブラシに関係なくどんどん泡立ちます。ちょいと泡が柔らかい気もするけどまあプロラソなのでこんなもんだと思います。直径が15cmあるのでブラシをぐるぐるし易いので泡立てが捗ります。


 デメリットを言えばこれは陶器なので落とすと割れます。それはショップで売ってるボウルも同じことなのですが、こっちは安いので複数用意すれば安心。もちろん高級な陶器もあるのでそれを買った時は慎重にやってください。

 シェービングは一人で行う事なので、見てくれはどうでもいいと言えばそうなのですが、そんな人はミューレのホルダーとか買いませんよね?見てくれは良いに越したことは無いのです。その点、日本の陶器は色々デザインがあるので退屈しません。自分みたいにブログの写真を撮る人間はありきたりのシェービングカップを使用するよりもこちらの方が写真映えするので好ましいです。

 実用上もこの通り問題なく、むしろ使いやすかったりします。安いし。


 殆ど個人輸入で買うしかないシェービングアイテムばかりですが、カップに関しては日本で買うほうが有利な環境にある気がします。陶器の入手法は色々あると思います。集め始めるとこれはこれで沼ったりします。

 


 既製品に囚われずにみなさんも独自のカップを探してみてはいかがですか?


 



閲覧数:399回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page