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LORD S625-1 レビュー

更新日:3月23日


 ドイツの替刃通販サイトであるrazor blade clubにて両刃カミソリの替刃を定期的に購入していますが、このサイトでは若干ですが両刃カミソリとブラシも販売されています。  コレクションとしての商品というよりは、実用的なホルダーとブラシを扱ってます。ブラシなどはオメガの豚毛オンリー、しかも常用で人気があるタイプばかりというのが徹底してるなと感じます。

 両刃カミソリの品揃えも面白いホルダーがあり、千円程度で販売されていて、今回の目的だった替刃10枚同時に買うと送料が無料だったのでついでにポチってみました。  LOAD S625-1、替刃メーカーが出してる両刃カミソリです。LOAD PLUTINUMの替刃も5枚ついています。同サイトでこの替刃は130円くらいで売ってます。実質7~800円くらい、どんなカミソリなんでしょうか?


 替刃購入のついでで半ばネタとして買ったのですが、実は「あたり」だった気がしています。ヘッドの性能が優秀でヘッドのためだけにこのホルダーを買っても安い気がしてきています。まだ使い込んでいないのでそれを証明している段階ですが、ひょっとしたらコレ、常用ホルダーになる可能性を感じています。


buy item
送料無料で買えました

【LORD S-125-1 レビュー】

 エジプト製のLOAD L-625-1  替刃では名が知られているLORDが出している両刃カミソリホルダーです。  同じシリーズにハンドル部がプラスチック製のL-625-2という製品もあります。  パッケージを見るとドラッグストアの陳列棚にぶら下がってそうなパッケージですね。発展途上国の両刃カミソリユーザーが買ったりしてるんでしょうか?貧富の差に関係なく男性の髭は伸びるので、実用的なこういう商品も需要があるんじゃないかと思われます。昭和時代の金物屋にありそうなデザインで懐かしいです。


LOAD S625-1

 パッケージから出した感想はハンドルがちょっと長めで凄く軽量、かつ極細。  ハンドル部を計測したらアルミにような素材で15.7gです。総重量は43.6g

 ちなみに自分がよく使用してるMaggardRazors MR11ハンドルは61.5gでした。ヘッドはメルクール33cのヘッドを使用していますがこの場合総重量は89gです。かなりLOAD S625-1は軽量です。

 ミューレR89やエドウィンジャガーのハンドルもこのあたりの数値になります。  ヘッド部は普通のウェイトなので、仕上げが美麗とはいいませんが、実用上問題ない作りのように見えます。材質的には真鍮にクロームメッキ何じゃないかと思います。ヘッドだけの重量は28gでした。  何回か替刃を付け替えてみましたがずれることはなかったので、加工精度は合格点だと思います。

ホルダー名

ヘッド重量

ハンドル重量

総重量

LOAD S625-1

28g

15.7g

43.7g

EDWIN JAGGER DE89L

29.7g

46.8g

76.5g

Merkur 33C + MaggardRazars MR11

27.5g

61.5g

89g



L625-1head parts
L625-1ヘッド部

 ヘッド部を観察すると、メルクールのヘッドに似た感じの形状をしていますがこちらのほうが厚みはあります。 荒削りな仕上げに見えます。恐らく機能に関係ない部分までの仕上げは省略してるのでしょう。  バリが出ていたり、不都合が出る程ではないで、最低限の加工は出来ているという印象です。メッキの具合は現時点ではなんとも言えないのでなにか変化があれば追記したいと思います。



logo
ヘッド部にロゴマーク

 ヘッド部にはログマークが入っています。  鏡面仕上げの品質も廉価版クオリティ、特別美麗と言うわけではありませんが「まあこんなもんかな」という感じです。LORDは有名ブランドと言えなくもないので、どっかの聞いたこともない中国ブランド名が入っているヘッドよりは”通っぽく”見えるかも知れません笑


【使用感】

 使用アイテム:

holder: LORD s625-1

blade: Gillette 7O'clock Yellow

soap: Stirling soap co. Varen & balm

brush: DSCosmetic synthetic shaving brush 26mm


 まず余りにもハンドル部が軽量だったため、普通の両刃カミソリホルダーと違和感を感じました。それも最初だけだったので、たいした影響はなかったですけど。  デザインは、どっかで見たことあると思ってたらGilletteTeck UKそっくりでした。ただ、LOAD S625-1のほうがやや(目視で20mm程度)長めです。重量は本家より軽いです。本家は見た目よりもずっしりしてるんですよね。

 剃り始めるとそれほど不都合はなく、慣れてしまえば問題ない印象を持ちました。  むしろ少し長いハンドルと、ヘッドに偏った重量配分は、これはこれで使いやすいとも感じました。  具体的に言うと、細かいところをストロークするのが軽快で、ヒゲに対してヘッドの位置決めがスパッと行くのでなかなか楽しくシェービングできます。ちょっと長めのハンドルも剃っているとなんかちょうどいいです。

 一般的にヘヴィーウェイトなハンドルが良いハンドルとする傾向がありますが、軽量のハンドルは取り回しがし易いです。このハンドルの場合、少し長めな細いハンドルと、ヘッドに寄ったウェイトは、考えられたうえでこのバランスにしてあるように感じます。見かけのチープさにかかわらず、使い勝手はなかなか良いです。


《参考写真 Gillette Tech UK 》


Gillette Teck UK-1
Gillette Teck UK #1

Gillette Teck UK-2
Gillette Teck UK #2


 そして意外だったのは、このヘッドはアグレッシブ寄りのミディアムヘッドであるということです。  この時点でこのホルダーの価値は跳ね上がりました。なかなか廉価版でこのようなヘッドが無いからです。

 ミューレR89や、エドウィンジャガーDE89など、初心者向けのホルダーはウルトラマイルドヘッドです。ですが、このヘッドはアグレッシブに近いミディアムヘッドです。

 使い慣れてくるとマイルドヘッド、特にミューレR89などのウルトラマイルドヘッドは物足りなく感じます。超切れ味のフェザーの替刃を使用したときでさえやや柔らかくなってしまうのです。

 そして切れ味の柔らかい替刃を使用すると、満足に剃り味を実感できず、替刃選択のレンジが狭くなってしまう傾向にあります。その代わり安全性が高まり出血するリスクを抑えているのがマイルドヘッドということになります。  ですが両刃カミソリに慣れてくると、産毛のようなヒゲの人以外はこのヘッドでは物足りなくなり、別のホルダーに変えたくなって来ます。ここからホルダー沼が始まる訳ですね。


 今回使用した替刃はGillette 7O'clock Yellowです。このホルダーに対してこの替刃はやや鋭すぎて若干シェービング後はヒリヒリしました。しかしこれは良い傾向です。元々Gillette 7O'clock Yellowは最も切れる替刃に分類されるカテゴリーの替刃なので、このヘッドの特性は、ほど良いダイレクト感があるヘッドとも言えるからです。この場合、使用する替刃のブランドを変更して、替刃の切れ味を落とせばいいだけなので、替刃で切れ味の調整のできるヘッドと見做すことができます。LOADが販売しているホルダーなので、LOAD使えよと言っているのだとも受け取れます。まあそうですよね。


【フェザーポピュラーや中国製と比較した時の利点】

 ライバル価格帯と思われるフェザーポピュラーや中華製ホルダーとを比較した場合のLOAD S625-1の利点を挙げます。デメリットについてはこの記事の最後に考えてみます。


フェザーポピュラーとの比較


  • ハンドルが金属製なのでプラスチックよりも耐用年数が長いと思われる。

  • ヘッドがミディアムなので対応する替刃の幅が広い

  • 両刃カミソリなのに、両刃カミソリじゃないような違和感が無い


 フェザーポピュラーというハンドルは実質フェザー・ハイステンレスという替刃専用のホルダーだと思います。  ヘッドがフェザー・ハイステンレスを使用した時にちょど良い剃れ味になるように調整されています。  残念なのが、それが逆にデメリットになってしまってます。  フェザー・ハイステンレスは世界最高の切れ味と言っても良いぐらいのクラスに位置する替刃のため、マイルド系他社製替刃では全く切れず、不適応となってしまいます。  ヘッドがウルトラマイルド過ぎて多くの替刃には不適となっているのです。  それと比較してLOAD S625-1は使用できる替刃の幅が広いということになります。ヘッドがミディアム特性なのでマイルド系の替刃でもきっちりその特性を拾ってくれます。



中国製両刃カミソリホルダーと比較したLOAD S625-1の利点


  • ヘッドの調整がされている

  • 理屈に合ったコピーがされている


 このLOAD S625-1のハンドルもヘッドも、上記のようにコピー品であるとは思いますが、LOADの場合、「解ってる人」が再調整してる印象があります。重量に差がありますので、まるまるコピっただけでは恐らく使いにくいホルダーになったと思います。ですがそのあたり、微妙に再調整してるみたいです。  ハンドル部がオリジナルより微妙に長くて軽量なハンドルなのですが、こっちのほうが具合が良かったり、敢えてミディアム・アグレッシブなヘッドにしてるのは明らかに意図的です。  実際に使用してみるとオリジナルは置いといて、これはこれで使いやすいのです。

 ちなみにオリジナルのGillette Tech UKのヘッドはこのモデルと形状が違います。そして切れ味は同じくミディアム・アグレッシブでしたが、逆にヘッドが軽量だったためにバランスが悪く、どっちかというとLOAD S625-1の方が使いやすいかもしれません。ヴィンテージ・コレクションとしては欲しい品かもしれませんが、機能的に言うとそれほど印象深い切れ味でもなかったです。自分が購入した時は2千円ぐらいで買いましたが、現在ebayで検索すると1万円くらいが普通みたいです。好き好きですが、そこまで出すかというと考えちゃいます。  Gillette Tech UKの純正ヘッドは構造が単純で、LOAD S625-1に付いているヘッドのほうが加工難易度は高そうです。単にコピー品を作るだけならそのままにしておいたほうが手間がありません。  それを敢えてメルクールのコピーヘッドにした所は何かしらの意図があったのだと伺えるわけです。  

 一方、中国製のコピー品は見た感じはそのまんまなのに肝心の切れ味が最低だったり、まあ上手く行って普通に使えるのもあるみたいですが、なんの工夫も感じられないです。単に儲けを得るためにパクっただけという印象。

 今の御時世だし、安いホルダーが普通に使えるならそれでいいという気持ちも解りますが、自分的にはなんの工夫もしてない中国製品はあんまり推したくないのが正直なところです。先人をリスペクトせず上前だけを跳ねるような姿勢は正直、マニアとしては気に入りません。

 だったら何かイイモノを紹介してよってなると思いますが、ようやく答えを見つけました。

 価格も中国製とガチンコ勝負しても勝てる価格で廉価版とは言えしっかり作ってある。両刃カミソリを常用してると思われる人が再調整を加えているとなれば、自分はこのホルダーを推します。  


【LOAD PLUTINUMレビュー】

 パッケージを見ていただくと解りますが、このホルダーにはLOAD PLUTINUMという替刃がセットになっています。千円で販売されているのに120円程度とは言え替刃5枚おまけしてくれるのは嬉しいです。

 LOAD S625-1は、この替刃を基準に製造されている可能性が高いので試してみます。


LORD PLUTINUM & LOAD S625-1
LOAD PLUTINUMをレビューします

 使用アイテム:

   holder: LORD s625-1

   blade: LOAD PLUTINUM

   soap: Stirling soap co. Varen & balm

   brush: DSCosmetic synthetic shaving brush 26mm


 風呂剃りしたのですが、「LOAD PLUTINUMはアグレッシブ替刃です」ってくらい剃れました。  体感的にはVOSKHOD並以上の切れ味を体感しました。  いやいやいや、LOADってマイルド刃なんじゃなかったっけ???  多分これを読んでる方は信じないでしょうね。自分でもホントかいな?と思っているところです。  1日ほったらかしたヒゲがワンパスでほぼ刈り取られてしまい、ちょっと剃れすぎなので2パスを適当なところで切り上げた感覚です。風呂剃りだったとしても剃れすぎやしないかい?


 まあ、ヘッドの効果なのでしょうね。やっぱりアグレッシブ一歩手前くらいのヘッドは押さえておくべきだと実感しました。マイルド刃は自分には合わないとか思ってる人もこのヘッド使うと意見が変わる気がします。

 いやぁ、これが千円で手に入りますか、ラゾロックいらんじゃないの汗


 それとやっぱりこのハンドル、使いやすいです。

 1回目は若干違和感があったけど、今回は取り回し抜群、長さ絶妙の優秀さを感じました。

 このモデルがイキナリこのカタチで発売されたのか、改良の上で今の形になったのか、ちょっと確認しようが無いのですが、かなりバランスの良い重量配分だと思います。



2回目シェービング追記 2024-03-13


 使用アイテム:

   holder: LORD s625-1

   blade: LOAD PLUTINUM

   soap: Art of Shaving Lavender Stirling soap co. balm

   brush: Rozorock Shaving Brush Synthetic 26mm


 今回は洗面所剃りしました

 LOADの替刃は鋭いアグレッシブ系の替刃ではありませんが、ヘッドの効果で濃いヒゲの自分のヒゲでも充分にBBS可能なシェービング出来ました。ただちょっと引っかかりがあったかな?  マイルドヘッドのホルダーに変更した場合はいままで切れないと思っていた替刃も再検証が必要そうです。LOAD PLUTINUMは自分が常用している替刃より安価なので、このレベルの切れ味の替刃も調べてみたくなります。

 使用感ですが、ゾリゾリとそれる音がいつもより大きく聞こえるので剃っていてキモチイイのと、それ味の確認が容易に感じます。

 ウルトラマイルドヘッドの場合、同じ箇所を数回ストロークしても大丈夫ですが、このヘッドの場合はワンパスを心がけたほうが良いと思いました。これはセオリー通りと言うことですが、ウルトラマイルドヘッドはそのあたり寛容ですので、切り替えて使う場合は注意したほうが良いでしょう。

 BBSに短時間で仕上がるので、両刃カミソリを使い慣れた方だと具合が良いと思います。


 

総評 2024-03-13時点


 うーん、このハンドル、おすすめページに追加するかも知れない。

 個人的には極端にアグレッシブに振らず、ちょうどいいあたりで抑えているので、実に使いやすいです。

 初心者の方にはちょっと肌を切るリスクが高めですが、慣れた方だとコレくらいが使いやすいと思う方も多くいるのではないかと思います。  しばらくすると冷静になって粗が見えてくるかも知れないですが、少なくとも買って後悔はしないと思います。  ミューレやエドウィンジャガーを持ってる人は、両刃カミソリって色々あるんだと、手軽に実感で居ますし、色々持ってる人にしても、このヘッドが手に入るだけでも安いと感じると思います。


 強引にネガティブなことも書いてみます。

 やっぱり加工は千円程度の加工ですので寿命がどのくらいあるか未知数です。

 1年位になるかもしれませんし、もっと使えそうな気もするのでそこら辺はどなのか今はわからないです。

 そのあたりは不安が残ります。気に入れば複数本買うとかしようと思います。

 あと、入手性は悪いです。どこの通販サイトでも扱っているわけじゃないし、価格も同じになっているのかも解らないのでそのあたりは万人受けしないかもしれません。


 これが2024年3月12日時点の印象ですが、しばらくこればかり使ってみて追記していくつもりです。手持ちの替刃で試してみたいと思ってます。

 




 

おまけ・替刃別レビュー

 廉価で実用に問題ないので、しばらくこのホルダーを常用してみます。  ヘッドがアグレッシブに寄せている特徴があり、替刃の性質も変わって感じる気がしますので、各種替刃レビューを追記していきたいと思います。


PERSONA PLUTINUM  2024-03-16~追記



 品質は評判がありますが、切れ味が鋭いという表現はあまり見ません。常用しているホルダーでは確かに切れ味がイマイチと感じてストックしてましたが、この替刃だとどうなるか試してみました。


 使用アイテム:

   holder: LORD s625-1

   blade: PERSONA PLUTINUM

   soap: Stirling soap co. Varen & balm

   brush: DSCosmetic synthetic shaving brush 26mm


 1回目のシェービング

 風呂剃りしてみました。  LOAD S625-1ではかなり表情を変えて、「結構剃れる刃」と感じました。  初回のシェービングというのもありますが、もう少し弱くてもOKと感じるくらい剃れました。  もちろんツルッツルのBBS、切れ味については不足を感じませんでした。

 新たにLOAD S625-1に感じたことですが、ミューレR89やGilletteSuperspeedのようなマイルドヘッドとは違い、刃を当てる時にしっかりソープを付いた箇所を剃らないと肌への当たりはキツイと感じました。

 またマイルドヘッドとは違い、ラフに扱っていると肌を切ってしまうリスクはマイルドヘッドと比較して高そうです。初心者がいきなりLOAD S625-1を使用すると肌を切る事が多くなりそうな気がします。

 ですので、過去に何かしら両刃カミソリを使用した人向けというような作りです。

 初心者がいきなりこれを買っても結局は慣れてくるとは思いますが、多少流血する回数は多そうです。  ですがPERSONAでこれ程剃れるのは頼もしく、個人的には大歓迎です。  純正で付いてきたLOAD PLUTINUMよりは少しだけマイルドにも感じる切れ味でした。このホルダーにむいている剃れ味です。風呂剃りでは問題なしのレベルでした。


 2回目シェービング 2024-03-17

 今回は洗面所で剃りました。

 切れ味測定器で替刃の切れ味を計測した場合、2回目の切れ味が向上することが解りますが、今回のその根拠の通り1回目よりスムーズ感が増し、ストレスを感じない気持ち良いシェービングが出来ました。

 1ストロークあたりの効率も高く、少ないストロークでシェービングできる印象でした。

 風呂剃りの場合、肌やヒゲが充分に柔らかくなった状態だとちょっと剃れ味が強めに感じましたが、洗面所剃りの場合はちょうどよく感じました。

 この替刃はドイツ製なので、品質はそれほど悪くないとは思ってましたが、いままでは自分にはちょっと切れ味が弱いと感じてました。ですが今回のヘッドと組み合わせた場合はちょど良いです。常用していたマイルドヘッドとGillette 7 O'clockの組み合わせよりも良く剃れます。1回のシェービングを行っている途中で切れ味がダレてくる替刃もあるのですが、この替刃の場合は終始切れ味が安定しており、品質の高さも感じました。

 自分の剃り方はまだ、マイルドヘッドのクセが残っているようで、力加減とストローク回数がやや過剰になっている感覚がありますが、それが慣れてくると快適なシェービングが出来そうです。


 3回目シェービング 2024-03-18

 風呂剃り、  やはり風呂ではすこしキツイと感じます。もうちょっとマイルドな刃でもいいかな  それとストロークは意識して少なめにしたほうがいいです。  ゾリゾリ音が結構響くので剃っていて楽しいです。  無理して風呂で使わないで、洗面所剃り専用にしてもいいのかもしれないとか考えてます。

 使い勝手はいいです。今日の剃れ具合だと余力を残していますが、この替刃はここで終わりとします。

 どちらにしても刃の吐出量がちょうどいいので使いやすいカミソリだと思います。




 

LORD s625-1ヘッド + Maggred Razors MR11ハンドル


   holder: LORD s625-1

handle: Maggaerd Razors MR11

   blade: Gillette SUPERIOR PLATINUM

   soap: Art of Shaving Lavender Stirling soap co. balm

   brush: Rozorock Shaving Brush Synthetic 26mm

 

LORD s625-1 head + Maggerd Razors MR11
LORD s625-1 head + Maggerd Razors MR11

 LORD s625-1は3ピース構造でヘッドキャップ、ベースプレート、ハンドル部の3つのパーツにより構成されています。そしてヘッドキャップから伸びるハンドルに接続するネジの径は一般的なネジ径であり、多くの他社製ハンドルと取替可能です。

 純正ハンドルより45gほど増えましたので、感触を確かめてみます。


 替刃はGillette SUPERIOR PLATINUMです。洗面所剃りなので少し切れる替刃にしています。

 両刃カミソリ本体の重量が加わったことにより、抵抗感が少なくなり、反面、取り回しは良いという感覚はなくなりました。しかし、剃りやすさという意味ではこちらのほうが上かもしれません。

 個人的には軽量ハンドルが好きなのですが、多くの場合はこちらの方のハンドルのほうが好まれる気がします。

 言うまでもなく、ミューレやエドウィンジャガーのハンドルでもこのヘッドが取り付けられるので、試してみると面白いと思います。ヒゲがある程度多い方にとってはこちらのほうが具合が良いと感じられるような気がします。


 Gillette SUPERIOR PLATINUMによる剃り心地ですが、1回目は純正ハンドル、2回目はMaggaerd Razors MR11ハンドルを使用しました。今回は洗面所剃りでテストしています。

 ハンドル重量がある分ヘッドを無理に押し付ける必要がないため、容易にBBSに仕上げることができました。

 Gillette SUPERIOR PLATINUMの切れ味は、これまで使用してたハンドルでは若干切れ味が弱いと感じていましたが、LORD s625-1ヘッドではちょうどいい具合です。

 

 

 

 

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