The Goodfellas’ smile Syntesi
- うにぞう(げんげん)
- 8月23日
- 読了時間: 4分

イタリア製ステンレスカミソリ The Goodfellas’ smile Syntesi
The Goodfellas’ smileはここ2、3年で耳にするようになったメーカーです。公式サイトにもうんちく的なモノがなかったのですが今回はSintesi(シンテシ)というモデルを購入してみました。その他、デザインがおしゃれなValynor(ヴァリノール)はコジャックさんとこでも扱っているので手にとって見た方も多いかもしれません。
今回紹介するSintesiはまだコジャックさんでは置いてませんが、海外のフォーラムで評判が良いので気になっており、今回購入してみました。購入先はConnaught Shavingからです。
外観・仕様
材質: 303 ステンレス鋼
コーティング: ハードクローム
ハンドルの長さ: 80mm
全長: 87mm
ヘッド幅: 43mm
ヘッド深さ: 24mm
ブレードギャップ: 0.62mm
露出: 0.02mm
重量: 98g
価格:£68.25 (Connaught Shaving)





最近のステンレス両刃カミソリの例に漏れず、The Goodfellas’ smile SyntesiはCNC加工された半サテン/鏡面仕上げがされているという説明でした。独特なハンドルデザインもおしゃれ、ハンドル部の上部にヘッドが傷つかないように樹脂のリングが取り付けてあったり、ヘッドの肉厚が薄く、45度のアングルに持っていきやすいようなヘッドの角度の付け方など、随所に工夫があります。替刃の両端もはみ出さないタイプです。
海外ではHENSON SHAVINGのコピーじゃないか?って言ってる人もいましたが、ヘッドに角度が付いていたらヘンソンなの?ってちょっと思いました。個人的にはセーフティバーの形状や、ヘッドの薄さなどを観察する限り、全く別物に見えます。これを書いている時点で数回剃ってみましたが、フィーリングも別物でした。
それとSintesiはアルミバージョンもあります。最近はアルミホルダーがプチブームなので興味無くも無いですが、とりあえず今回はステンレスでレビューすることにしました。
シェービング&レビュー
Shark Super Stainless、ASTRA緑、Featherなど、数枚替刃をチェンジしてシェービングしてみました。
替刃の違いによるフィーリングの差は、ダル刃はやや苦手、切れ味が良い替刃のほうが気持ちよく行きました。
ヘッドにウェイトが乗りすぎず、ハンドルの上部あたりにバランスが来ています。ハンドル自体は滑ること無く太過ぎもせず使いやすいです。
ヘッドキャップが面取りしており、ここに乗っけてシェービングすればいいらしく、角度が45度と普通より深めではありますが、使いにくくもなく普通にストロークできました。
これ結構使いやすいです。
攻撃性もミディアムにしては少し攻撃性が高めかもしれませんが、総じてミディアム帯です。
個人的な感覚ではROCCAと同じくらいか少しマイルド寄り、でも刃先が当たっているけど、危険性を感じないくらいで留めている感じで怖さはまったくなかったです。かなり安全性高いです。
効率性は特別高いほどでも無かったですが、コレくらい剃れてるかな?って予想しながら剃ると、だいたい思ったとおりに剃れていました。
深剃りもできそうで、安全性がかなり高く、ヘッドが薄いのも伴って使いやすさがあります。
CNC加工でステンレス製なので品質の高い仕上がりなのでその辺りはは文句なし
個人的にはメルクール34Cが高級になったらこんな感じかな?って思います。
The Goodfellas’ smileってメーカー、初めて買いましたが作り込みがうまいですね
両刃カミソリを作るメーカーって、作ってる人も多かれ少なかれ両刃カミソリ好きなんだと思いますが、かゆいところによく手が届いてます。
イタリア製らしく力が抜けたいい感じのデザインに使い勝手よし、生産国からしてチャラい感じがしてましたが、蓋を開けてみるとかなりの優等生、毎日使ってても安心感ある出来です。
人気のRazorockで置き換えるとフィーリング、価格的にもGameChangerがガチンコライバルだと思います。同じ攻撃性のモデルを選ぶとしてどっちかいいかと尋ねられたら、こっちがいいかも
ちょっとおしゃれな感じがうにぞうとしては嬉しかったもので
コメント