通販サイトへの誘導なし!両刃カミソリ歴10年のカミソリマニアが厳選、収益目的なし、忖度抜きで両刃カミソリおすすめを選びました。 海外の販売ショップはSHOPLISTを参照してください
2024/04/05追記
2023-10-03修正
目次
通販サイトへのボタンがあるブログは収益目的
このボタンをクリックして購入すると投稿者に利益が入る仕組みです。アフェリエイトともいいます。
世の中ブログが溢れてるので、カミソリのオススメ記事を書いたところで今更感が半端ないと書く気がなかったのですが、ふとgoogle先生で検索してみると、なんか金儲け目的の通販サイト誘導型記事ばかりで 「え?そんなチョイス?」
なんてのが上位でヒットしまくります。 大体アレです、楽天、アマゾン、ヤフーショッピングへのボタン(上図参照)を貼ってあるヤツは収益目的です。 ほんとうの意味での優良アイテムであるとは限らない。 通販サイトに登録された商品かつ広告収入が入る仕組みになっとります。要するに自己都合でオススメしている記事です。だからその3サイトに登録されていない真のおすすめアイテムとかある場合無視されているわけです。 ただ両刃カミソリの場合、生産国がほとんど海外、ショップオリジナルも多いので日本の通販サイトに登録されているアイテムは少ない。その殆どがチョイスから漏れているわけですな。 まあそれでもマシなチョイスをしているブログも無いこともないのですが、色々混じってて判別が困難、これでは初心者さんの混乱の元です。 そんなわけで両刃歴10年の自分が両刃カミソリ愛好家の皆さんへの啓蒙目的で、両刃カミソリおすすめを選んでみました。目的は同士を増やす事のみ!
【両刃カミソリは誰でも簡単には剃れない】
多くの方が語っている通り両刃カミソリは耐久性に優れます。下記でご紹介するモデルは使用後に爪ブラシなどで石鹸カスを洗い流し、錆びないようにタオルで水分を拭き取って自然乾燥するだけでもほぼ一生使えるものばかりです。そしてカートリッジ式と違い、その価値が上がる場合もあります。Gillette社が発売していた1960年代前後のビンテージモデルは現在、販売価格以上のオークション価格で取引されていたりします。カートリッジ式カミソリは数ヶ月使用するとその中古品をオークションに出しても滅多なことでは価値はありません。 下にご紹介している商品は数十年後、価値が上がるかもしれません。少なくとも錆が激しかったり、破損している場合を除き、一定の価値で取引されることでしょう。丁寧に使っていれば購入価格より値段が上がる可能性もあります。中国製の安価な商品も販売されていますがこれらの商品とはそこが違って確かな商品ばかりです。加えて中国製は見た目は同じに見えても、材質はチープで耐久性に劣っていたり、品質が安定していなかったりするので、購入するなとは言いませんがそのあたりは解った上で購入されると良いと思います。 両刃カミソリはカートリッジ式のように「全自動」で剃れるお手軽なアイテムではなく、ちゃんと剃れるようになるまでは正しい手順と経験値、工夫が必要となります。最初から思ったように剃れるということは無いかも知れません。
またホルダーにも特性があり、強く逸れるタイプ、マイルドな剃れ味のタイプ、切れ味が調整できるタイプなど色々あります。また替刃も皆同じ用に見えますが大きくその特性が違います。
収益目的のランキングサイトではいかにもすぐに簡単に剃れるように書いてますが、自分の経験では数年経っても新しく発見することが多々あります。それを調べるのが楽しかったりするのですが。 ウェットシェービング関係は基本的に自分で調べる能力が必要とされます。ブログで使用感を調べてみたり、海外のショップや情報サイトを見る必要も出てきます。また自分で考えて試行錯誤する必要もあります。
お手軽、簡単にヒゲを剃りたいのであれば、カートリッジ式をオススメします。カートリッジはそれらの手間と引き換えに高コストな替刃となっているのだろうと自分は思っています。
【両刃カミソリが見直されている理由】
じゃあなんで両刃カミソリが見直されているのか? パーフェクトなシェービング後は理髪店品質以上の爽快感や剃れ味を手に入れることが可能であるし、アイテムを研究する楽しさもあります。味も素っ気も無く、ただの「作業」でしか無かったシェービングが楽しくなります。手間暇かけるリターンがそこにはあるからです。
先に”理髪店品質”と書きましたが理髪店も多くの場合研究不足で、大したレベルではないとウェットシェービングを始めてから知りました。少なくともソープやアフターシェーブの選択は時代遅れだと知るでしょう。また、万人向けの刃を使用している理髪店では、理論上自分にピッタリ合ったシェービングをすることは難しいと思います。両刃カミソリの替え刃の切れ味は見た目では同じでも全く違います。自分に合った替刃を研究する必要がありますが、それが見つかれば理髪店以上のシェービングを手に入れることができます。 また一部の高級理髪店以外の、一般的な理髪店で使用されているスキンケアアイテムは前時代的で肌に悪いものが多いのが実情です。化粧品にアルコール分を含むアイテムを使用している理髪店はそのあたりに関心が無い証左です。今時、それが肌に良くないことはスキンケアに関心のある人ならば常識であるにも関わらず平気で使用しています。その当たりまで配慮している理髪店も存在はするのですがまず近所にそんな理髪店があることは稀です。わざわざ電車に乗ってでかけていかないと見つかることは無いでしょう。
両刃カミソリ用のソープやスキンケアアイテムはそんな低レベルな次元ではありません。海外の職人が作ったソープを使用すると驚きと感動を味わうことができるでしょう。馬鹿の一つ覚え的な柑橘系フレーバーばかりの国内のソープがみずぼらしく見えるはずです。それくらい次元が違う製品がひしめき合ってます。そんなことも知らない者たちにシェービングを任せてしまうことがきっと許せなくなることでしょう。
自分の場合は肌荒れに苦しんでましたが完全に改善されるという副次効果もありました。調べていくうちに自分のスキンケアが根本的に間違っていたことも知りました。なので色々と見返りはあるのです。
おすすめランキング選抜の根拠
うにぞうが一人おすすめだと言い張っても信憑性に欠けるので、海外の有名コミュニティであるSharpologistnadやその他の収益目的ではない海外コミュニティを調査、日本人に寄せた個人の見解も併せつつ記事を作成してます。 おおよそ世界基準で人気があるホルダーを網羅してみました。
これから始める人向け、両刃カミソリ定番モデル
さて前置きが長くなりましたが多くのマニアが通ってきた定番モデル、海外のコミュニティでもコレだったら間違い無しと評判のモデルです。 長期に渡って愛され続けてきたモデルなので、最初に1本に相応しい両刃カミソリです。
ロックウェル6C(カナダ)
価格、品質の面でバランスの良い調整式両刃カミソリ 詳しいレビューはこちら
サイズ:9.5cm x 1.3cm 100g ベースプレート3種つき Amazon.jpで9,240円(税込み)
幅広い剃り味を1本で体験できる調整式両刃カミソリは最近海外でも流行しています。
ロックウェル6Cはベースプレートを交換することによりウルトラマイルドからアグレッシブまで、6段階の剃れ味を選択することが可能な調整式両刃カミソリです。
また他の調整式両刃カミソリと比較して構造が簡単な為比較的安価です。
通常は2万円台という製品が多い中、ロックウェル6Cは1万円弱という価格で入手可能です。
ですが商品の品質自体に問題はありません。ここで取り上げている他の製品と比較しても同等以上なので品質が問題になることは無いでしょう。
ブログ主が使用した感想
購入したのが比較的最近だったので実物がどうなのか不明でしたが、使用して間違いなくオススメできる両刃カミソリでした。
最初の1本として両刃カミソリを購入する時は、下記に紹介しているようなウルトラマイルドの両刃カミソリを多くの人が推薦します。
理由は、ウルトラマイルドは比較的肌を切るリスクが低いからです。
両刃カミソリは一定の期間、剃り方に慣れ、練習する必要があるカミソリです。
ヒゲを湿らせたり、ソープの厚みを試したり、自分に合った替刃を探す・・など、試行錯誤を必要とします。
そして肌を切らずに剃れるようになり、両刃カミソリを扱うことに抵抗感が無くなると気づくことがります。
「ちょっと切れ味が物足りない」
こういう感想を保つ場合が可能性としてはあります。
それに最初の1本で、自分がどの剃れ具合に適合するのか、判断するのは難しいと思います。
例えば、多少ヒゲの濃い人はミディアムヘッドが上手く行く可能性が高いです。
ですが、初心者のタイミングでいきなりミディアムヘッドを使用するのはまあ、出来なくはないのですが肌を切ってしまうリスクもそれなりに高くなるんですよね。
ロックウェル6Cはそんな時でも買い替えの必要が無いです。
ウルトラマイルドからアグレッシブまで全部対応します。
加えてこの製品、優れた品質でベースプレートの間隔もよく考えられています。
また、既に初心者レベルを卒業された方にもベースプレートを交換することによって色々な替刃を試せるという楽しみもあるので長く使用できます。
この製品を自腹で購入してみて、「これ1本でいいんじゃないか?」とすら思えました。
しかも調整式両刃カミソリの中では手頃な価格
もし1万円の予算が出せるのなら、イチオシです。
2本目を買う必要は趣味という点以外は必要性が無くなるはずです。
比較的最近出てきた製品ですが将来に渡って、間違いなくメルクールやミューレと並ぶ定番商品となるでしょう。
そのくらい良いです。
追記として、同製品にステンレスバージョンもあるのですが、満足感が欲しい場合はそっちでもいいですが高いです。公式サイトで18,600円ですが、そっちは好き好きでいいと思います。
メルクール34C(ドイツ・ゾーリンゲン)
ドイツ・メルクール社の質実剛健モデル
MERKUR HD 34C SAFETY RAZOR CHROME
製品サイズ : 5.08 x 10.16 x 10.16 cm; 59 g
Amazonで¥7,456税込み、The Truditional Shaving Companyで£37.95(記事作成時、日本円で¥6,922)
太くて短いハンドルが取り回しの良さと自重によって髭を自然に切り取れるように、絶妙のバランスで調整され、好評を得ている現代の両刃カミソリのマイルストーン。多くの両刃カミソリがこの製品を越えようとチャレンジしています。それでも未だに人気が衰えないのが、この製品の実力の証かと思います。 日本では偶に334Cと表記されている場合もありますが、同じ製品です。 ドイツ製というくらいですから、作りも頑丈、ヘッド部から伸びたネジをホルダ底部のノブで締め付ける2ピース構造は少数派ですが、作りがシンプルなため普通に使用すれば恐らく使用者の寿命以上の耐久年数を持つと言われています。 切れ味はやや※アグレッシブ寄り、ヒゲの濃い方にも満足でき、マイルドな替刃と組み合わせれば、マイルドにも調整可能です。替刃を交換して剃れ味を調整するのもまた両刃カミソリの醍醐味、数多ある替刃もこのホルダーを基準として調整されているものが多くあります。正に定番中の定番アイテムです。 ※用語解説:両刃カミソリホルダは『アグレッシブ』『マイルド』と表現されます
『アグレッシブ』はヘッド部から替刃の刃の部分が多く露出してるタイプを言い、剃れ味が強めです。 片や『マイルド』は刃の露出が少なめ、文字通りマイルドな剃れ味を言います。ですが、替刃自体にもアグレッシブとマイルドがあるため、両刃カミソリホルダーがアグレッシブでも、必ずしも剃れ味がキツくなるわけではありません。
ブログ主が使用した感想
自分がこのモデルを入手したのはかなり後になってからです。入門には33Cという軽量タイプから入りました。どちらかというと少しヒゲが濃い目の人が適しています。ですが、マイルドな替刃を用意すれば調整可能です。
「工具」といっても良いような質感です。道具箱に入っていそうなデザイン。ジッポーというライターがありますが、それに通じるものを感じます。メカっぽいのが好きな人にはたまらないかと思います。残念ながら素材削り出しではないですが、そんな感じの雰囲気がありますね。コンクリの壁に思いっきり投げつけでもしない限りは破損しなさそうな堅牢さがあります。そんな質実剛健が好きな人にはピッタリかと思います。
ミューレR89 3ピース (ドイツ)
デザインを重視しながら機能も完成させたミューレの代表モデル
MÜHLE R89 SAFETY RAZOR CHROME 製品サイズ 41 mm x 94 mm 64g 素材:真鍮にクロムメッキ仕上げ
Amazon.jpで¥6,687、 The Truditial Shaving Coで £36.00(日本円で¥6,567)
メルクールを東の横綱とすればミューレは西の横綱、エレガントさと機能美を追求し続けるミューレは続々と新しいデザインの両刃カミソリを発表し、その地位を確固たるものとしています。
なかでもタイプR89は名品中の名品、メルクール34Cと並んで不動のベストバイとして誰もが知るモデルです。 ミューレといえばデザインセンス、鏡面仕上げのボディに彫刻を施し、現在のおしゃれ両刃ホルダーに大きな影響を与えています。小中学生の運動靴のようなチープなデザインのカートリッジカミソリとは違い、エレガントさの塊のような質感です。日本にも多くのファンが最初の1本としてこの製品を選ばれています。
機能的にも申し分無いです、マイルド系の剃れ味にドイツ製品らしく製品のばらつきも無くその価格以上の満足感が得られます。適度な重量があり、無理をしなくとも肌を撫でるだけでキレイにヒゲを刈り取って行きます。T字カートリッジカミソリで慣れている方はその切れ味の鋭さに驚くことと思います。見た目に反して美しい彫刻が施された西洋のソードを彷彿とさせる切れ味を感じると思います。
質実剛健なメルクールと対比して、ミューレはエレガントな洗面周りのオブジェとしても一役買うことでしょう。
タイプR89にもメルクールと同様、2ピースタイプのTwistと、写真の3ピースタイプの2モデルがあります。
剃れ味に大きな差はありません。好みで選べるようになっています。
2ピースタイプと3ピースタイプの比較動画
ブログ主が使用した感想 自分は2ピースモデルのTwistを所有しています。 インスタ映えの為に生まれたモデルと言えばいいのでしょうか?ミューレは沢山のモデルがありますが、洗面所に飾ると映えますね。R89は同じデザインのブラシも売ってます(上の写真参照)。セットで飾っておくと、うっとり眺めてしまいます。デザインも気になる方なら満足できるのではないかと。 だからと言って機能面がお座なりになっていないところがミューレ。こっちはヒゲが普通の濃さの人向けにマイルドな剃れ具合です。もちろんフェザーなどの切れ味鋭い替刃を使用すると鋭くなります。軽量モデルが好きな自分にはグリップや重量はヘビーに感じますが、入門モデルとしてはこっちのほうが剃りやすいと思います。 キラキラぴかぴかのモデルですので、傷がついてしまうと非常にげんなりします。飾って鑑賞するか、実使用でガンガン使い込むか、迷うところです。そのあたりで迷って自分は最初はメルクールにしたんですけどね。 まあそれは買わない理由としてはちょっと本筋から外れるのですが。 余談になりますが、ヨーロッパのミューレ直営ショップに行くとカスタムオーダーをすることができます。セレブへのプレゼント用にぶら下がり商品じゃ満足できないVIPの皆様が、金やらダイヤやら入れ込んで、カスタムオーダーするそうです、その時にこの製品をチョイスするみたいです。外資系の金融企業で、プレゼントとしてもらった友人がこのモデルを持っていたのを見たことがあるのですが、シルバー製のカラトリーみたいなゴージャス仕様でした。でもその友人両刃カミソリ使えないので物置に放り込んで放置してます。 そのうちどげんかせんといかんですね。
Edwin Jagger DE89 (イギリス・シェフィールド)
ミューレの剃れ味を安価に試せます
イギリス・シェフィールド産のこのホルダーは、ミューレR89と共同で開発され、現在はどうかわかりませんが、当初はミューレR89と共同開発され同じ工場で生産されていました。 そういった理由からミューレR89の廉価版として手の出しやすい価格(£25.0)で初心者の最初の1本としてエントリーしやすいモデルとして長きにわたり人気があります。 廉価版といっても差はホルダーに施された彫刻程度で、材質は真鍮の削り出しにクロームメッキと機能的に劣る部分はありません。良く両刃カミソリは一生モノとして表現されますが、この作りであればDE89もかなり乱雑に扱わない限りはそのように表現しても良いかと思います。 ヘッド部分はミューレと同等と言っても良いと思います。ですのでそれ味は殆ど同じ。ハンドルタイプが各社色々ありますので、その重量や長さに差があるので、それで剃れ味が変わる印象があります。
DE89はまたいろんなモデルが有り、ハンドルの長いLタイプや色の付いたタイプなど、目移りするモデルが多いのも特徴です。
ブログ主が使用した感想 両刃カミソリにしてはとても大人しい剃れ味で扱いやすいです。購入時にサンプル替刃としてフェザー・ハイステンレスが10枚ついてきます。これは最も切れるカテゴリーの替刃なのですが、それを使用して尚おとなしい印象です。両刃カミソリ沼にハマると、物足りなくて色々手を出してしまいますが、これを基本の1本として持っておくのは無駄では無いと思います。それほど素直な、良いハンドルだと思います。ミューレに隠れて日本ではあまり注目されませんが、価格とバランスが取れたコストパフォーマンスが良い優良ホルダーです。
RazoRock Game Changer .68-P Double-Edge Razor(カナダ)
高精度、高材質、高コストパフォーマンス、その名前に偽りなしのゲームチェンジャー
Razorockの両刃カミソリは、比較的最近登場したのですが、「通常の4~8倍の値段のカミソリよりも、優れた水準で製造されています」とメーカーが謳うように、非常に加工精度がよく発売当初はかなり話題になり、いまや定番化しているカミソリです。価格は ※Itarian berbarで$55くらいで売れられています。現時点で8千円くらいです。 海外のフォーラムでも人気がありエントリーモデルとして最もこのモデルがオススメされています。 後述するように、オプションが色々選べるのですが、マイルドヘッドのこのモデルがオススメです。現在の技術水準をフィードバックして作られた傑作といって良いでしょう。※Itarian berbarへのリンクはBOOKMARKカテゴリを参照してください。 材質には船舶などで使用される316Lステンレスが使用され長期使用に耐えられる材質です、またスイスの時計加工機械を使用して製造されています。宇宙加工精度で工作した製品が最近話題になっておりますが、Razorockは、かの製品に施された表面のマット仕上げすら加工精度に影響を及ぼすとして工具のような仕上げになったとコメントしています。 注目すべきはこの作りで価格が$54.99だということ。コストパフォーマンスにとても優れています。
ハンドルも長さ、重量を好みに選べるようにオプションで販売されており、ヘッドも交換可能、かなりのバリエーションです。全方向死角なし最強ハンドルかもしれません。
ブログ主感想 私はメルクール34Cを使っていますが、このモデルが出た時は正直「しまった!」という感想を持ちました。 製品コンセプトが34Cの完全上互換で、材質が良い、工作精度も水準以上となると、これは機能面では完全にこっちのほうが上です。この価格でステンレスボディは反則、もちろんメルクールにはこれまでの実績という大きな信頼があるので34Cが駄目だということにはなりませんが、今両刃カミソリを始めるなら、機能を取るか信頼を取るかかなり悩むと思います。価格も中身を考えると間違いなく安い。ホルダーを何本も持ってる人から見ても垂涎の逸品、実に悩ましいです。フォーラムを見ると多くの人がこれを推しています。よっぽど詳しい人が見ても、これを持ってると「お、コイツやるな!」てなことになります。まさに黙って買って損なしモデルです。
RazoRock Quick-Change DE Safety Razor(イタリア・中国製造)
Gillette Superspeedのクローン、中国生産だがRazorockで品質チェック済
Aliexpressでも見られる格安両刃カミソリ、千円台で売ってる場合もあるのですが経験上品質にバラツキがあるので購入時は覚悟が必要です。形はそっくりでも極端なアグレッシブホルダーだったり、どうやっても替刃がまっすぐに装着できない可能性があります。そういうトラブルがあった場合、素直に返金してくれるかと言うと、Aliexpressは信用はイマイチです。
このRazorockQuick-Changeも中国で生産されています。 ですが少し違うのは、Itaryanbarberで販売されているこの製品の場合、Razorockにより全品製品チェックして販売されており製品の質は一定の品質に揃えられています。不良品の場合交換に対応しています。価格は$9.99、日本円で¥1,500です。恐らく最も安価に入手できる両刃カミソリホルダーです。
この製品は昔発売されていたGilltteSuperspeedそっくりのヘッドを持っています。ボティもなんとなく似ている。Razorockの商品説明を見る限り剃れ味の特徴も似てるようです。
オリジナルのGilletteSuperspeedはとても使いやすい両刃カミソリとしてビンテージアイテムとして現在でも大人気です。自分もebayで入手しました。50年ほど経過しているにも関わらず絶好調の剃り心地で自分のお気に入りです。
オリジナル商品は特許が切れたので最近では堂々とこの製品のコピーが発売さています。特に価格の安い製品はGilletteSuperspeedかGilletteTechのコピー品が多いです。ただ中国製の例に漏れず、形はそっくりでも材質やメッキなどは手抜きしているかも知れないのでオリジナルほど長寿命かと言われれば疑わしいですが。
そんな事情はありますが手の出しやすい値段だし、優秀ではなくても良品としてはオススメできます。販売元がアフターしてくれる部分も考慮すれば買っても良いのではないかと思います。 お試しでフェザーポピュラーを購入するならこっちでもいいのではないかと思います。
【まとめ】
マニアの方からすれば、逆に「退屈」と感じるようなチョイスかもしれませんね。ですが「ど定番」となると、結局こうなるのではないかと思います。どれから買っても失敗するということは無いと思います。上のモデル達をスタートとして、より自分に合ったモデルを模索していくのが道筋ではないかと思います。
はじめましてこの記事を参考に初心者ですが MÜHLE R89 SAFETY RAZOR CHROMEを購入しようと思っております。
おすすめでコスパの良い替刃を教えて頂きたいです。
宜しくお願い致しますm(__)m
貴重な情報ありがとうございます!
razorockのゲームチェンジャーをitalian barberから購入しました。
髭が特に濃いわけではないので.68を買いましたが、おすすめの刃のメーカーなどありますか?